あいみょん、ちゃんみな、女王蜂、槇原敬之の新曲など、『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』が今週話題の新作11曲を紹介
話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。このSPICEでは同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードやSpotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。
今週は……あいみょんが新曲をリリースしてカバーに登場! LEXとJP THE WAVYのコラボ、Tempalayのニューアルバム、海外プロデューサー&ソングライターが多く参加したちゃんみなの最新作、WurtS、女王蜂、槇原敬之、『Early Noise』アーティストの音田雅則、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINの新曲など新作11曲を紹介! また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
あいみょん「会いに行くのに」
あいみょんの新曲「会いに行くのに」がリリースになりました。4月15日から放送がスタートしたドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。ドラマは”記憶障害の脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。あいみょんは「枕を見た時に浮かび上がる記憶。呑み過ぎた日の次の日にグルグル回る嫌な記憶。バレンタインが来るたびに蘇る記憶。さまざまな記憶が私の中で生きていてその記憶が私の財産になり曲になります。 “記憶”が鍵になっているドラマの中でどんな風に聴こえてくるのか、とても楽しみです!」とコメントしています。
6月から約5年ぶりの対バンツアー『AIMYON vs TOUR 2024 “ラブ・コール2”』を全国4都市8公演で開催、さらに9月からは全国30公演に渡る全国ツアー『AIMYON TOUR 2024-25 “ドルフィン・アパート”』の開催も決定しています。
LEX featuring JP THE WAVY「もう一度キスをして」
LEXの新曲「もう一度キスをして」がリリースになりました。4月10日に実妹LANAとの「明るい部屋」をリリースし、先週4月24日には「今日くらいはいい子でいようよ」をリリースしたLEX、今作はフィーチャリングにJP THE WAVY、プロデューサーにKMを迎えて制作されています。LEXとJP THE WAVY、LEXとKMは過去に何度も共作していますが、この3組での楽曲は2021年の「なんでも言っちゃって」以来。LEXは5月に幕張で開催されるヒップホップ・フェスティバル『POP YOURS』のヘッドライナーを務める事も決定しており、JP THE WAVYもLEXと同日に出演が決定しています。
Tempalay「預言者」
Tempalayのニューアルバム『((ika))』(読み:イカ)がリリースになりました。オリジナルアルバムとしては2021年にリリースされた前作『ゴーストアルバム』からおよそ3年ぶり、バンドとしては5作目のフルアルバムとなります。ドラマ『サ道2021』主題歌「あびばのんのん」、WOWOWオリジナルドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』W主題歌「Q」、「憑依さん」、ドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』主題歌「Superman」、真夜中ドラマ『地球の歩き方』オープニングテーマ「今世紀最大の夢」など全19曲が収録されています。『New Music Wednesday』には「預言者」がリストインしました。さらに、アルバムリリースに伴い、全国ツアー『Tempalay Tour 2024 “((ika))”』の開催も決定。5月1日(金)Zepp Bayside Osaka公演を皮切りに、全国9都市を巡ります。
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN「声を聞かせて」
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINのニューシングル『Correspondances』がリリースになりました。CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINはキューバ滞在中に目にした民間信仰のリズムや民謡の衝撃を出発点として近所の幼馴染で結成された3人組。Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR: Early Noise 2024』にも選出されています。昨年リリースされた1stアルバム『tradition』で話題を呼び、同年10月には『朝霧JAM 2023』に出演。今年は『CIRCLE’24』、『FUJI ROCK FESTIVAL’24』、『森、道、市場2024』などへの出演が決定しています。
今作は「アダンの海辺」、「Correspondances」、「声を聞かせて」の3曲が収録されており、『New Music Wednesday』には「声を聞かせて」がリストインしています。(2023年にメンバーが訪れた奄美大島の土地で得たインスピレーションをもとに制作された「アダンの海辺」も。この曲は3月にNHKで放送された『ドキュメント20min.ナイト ライト ライド』にてその制作風景が特集され、実験的なサンプリングをもとに楽曲制作を進めるメンバー3名の様子に注目が集まりました)
また、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINは名曲の歌詞の情景を集音し、新たな楽曲を生み出すプロジェクト『集音歌詞』の一環で、バラクーダが1979年にリリースした「日本全国酒飲み音頭」をリメイク。様々な活動に注目が集まっています。
Justice, Tame Impala「Neverender」
ジャスティスのニューアルバム『Hyperdrama』がリリースになりました。ジャスティスはギャスパール・オジェとグザヴィエ・ドゥ・ロズネからなるフランスの二人組です。今作はジャスティスにとって8年ぶりのアルバムリリースとなり、テーム・インパラ、ミゲル、サンダーキャットなどが参加。『New Music Friday Japan』ではカバーを飾っています。『New Music Wednesday』にはテーム・インパラが参加した「Neverender」がリストインしています。
(アルバムの冒頭に配置されたジャスティスらしい、エレクトロニックなポップなトラック。テーム・インパラ、ケヴィン・パーカーのボーカルで、、ジャスティスのサウンドでもありながら新鮮さも......この2組相性いいですね。ちなみにもう1曲テーム・インパラが参加していますが、また違ったムードの曲ですね。先日のコーチェラのライブも盛り上がっていましたが、2020年代に入ってから2000年代のエレクトロにインスパイアされた若手アーティストが多数登場しています。あの時代のエレクトロニックミュージックが大好きで聴いていた私としては嬉しいことですし、ジャスティスの久々のアルバムで、これが「New Music Friday Japan」のカバーという風に大きく取り上げられることもやはり嬉しい)
ちゃんみな「FORGIVE ME」
ちゃんみなの新曲「FORGIVE ME」がリリースになりました。4月にSpotify限定シングルのRina Sawayama「This Hell(feat.CHANMINA - Gyarupi Remix - Spotify Singles)」に参加していたちゃんみな。自身のオリジナルリリース楽曲としては2024年第1弾シングルとなります。今作はプロデューサーにテイデックス(21サヴェージ、アンダーソン・パーク、ケシなどの楽曲を手がけています。三浦大知の楽曲や今年リリースになったMFSの「SAICO」など日本のアーティストの楽曲を手がける事ことも)、Bubbs aka Gabe Steiner(Noname作品への参加やトランペット奏者として知られるアーティスト)を迎え、ソングライターにLAを拠点とするRosemarie Tan(ジ・インターネットのシド、Nas作品など)、BTSのVと楽曲をリリースして話題となったUMIが入るなど海外の制作陣が多数参加しています。
楽曲はドラマ『肝臓を奪われた妻』の主題歌と、メイベリンニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)の『スカイハイマスカラ』の広告にダブルタイアップとして起用。ちゃんみなは去年12月からスタートした自身初の全国6都市8公演からなるツアー『AREA OF DIAMOND 2』が即完売となり、初めてのアジア単独公演(韓国・香港・台湾)も3月に開催。その集大成となる『AREA OF DIAMOND 2』追加公演を4月27日・28日と2日間にわたり神奈川・ぴあアリーナMMにて開催したばかりです。『New Music Friday Japan』でよく聞かれ、『New Music Wednesday』にもリストインしています。
WurtS「エヴォリューション」
WurtSの新曲「エヴォリューション」がリリースになりました。WurtSは5月22日にニューEP『エヴォリューション』をリリース予定で、今作はそのタイトルトラックです。EPには既にリリースになっている2023年の「JR SKISKI」のキャンペーンソング「メルト」、マンガ「SAKAMOTO DAYS」とのコラボレーションから生まれた「BORDER」、ドラマ「グレイトギフト」の挿入歌「SF東京」、Moto(Vo / Chilli Beans.)をフィーチャーした「タイムラグ! feat. Moto(Chilli Beans.)」も収録予定。今年は自身初となる東名阪でのホール・ツアー 『WurtS CONCERT HALL TOUR Ⅰ』を開催したWurtS、10月には初となる日本武道館単独公演を開催することも発表されています。
女王蜂「首のない天使」
女王蜂の新曲「首のない天使」がリリースになりました。今作はグローバルで人気のスマートフォン向けゲーム『勝利の女神:NIKKE』の1.5周年のテーマソング。女王蜂にとって初のゲームテーマソングとなりました。
(繰り返されるメロディーライン。女王蜂らしい楽曲展開! コラボ主題歌は1.5周年バージョンのボス戦BGMとして実装されるそう。YouTubeには動画が公開されていますが、ゲームファンも沸きつつ、女王蜂ファンがその世界観に触れ、ゲームを始めるというコメントも多数ありました)
音田雅則「バーゲンセール」
音田雅則の新曲「バーゲンセール」がリリースになりました。音田雅則はSpotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR: Early Noise 2024』にも選出された京都出身、現在は音大に在学中のアーティスト。昨年7月にリリースした「fake face dance music」はSpotifyで現在3600万再生を突破しています。(INIの尾崎 匠海が「ウェディング」をカバーしたことでも話題に。Spotifyの月間リスナーも140万近くいて、リスナーもかなり増えています)
今作は浮気をバーゲンセールと見立てたシニカルなダークポップ。7月7日(日)には、東京で初のワンマンライブの開催も発表しています。
槇原敬之「うるさくて愛おしいこの世界に」
槇原敬之の新曲「うるさくて愛おしいこの世界に」がリリースになりました。槇原敬之にとっておよそ2年半ぶりの新曲で、2024年8月全国公開予定の映画『マンガ家、堀マモル』のエンディングテーマ。楽曲の共同アレンジおよびストリングスアレンジとして、コンサートツアーのバンドマスターも務めているトオミヨウが参加しています。
電気グルーヴ「電気グルーヴ34周年の歌」
電気グルーヴが「電気グルーヴ34周年の歌」をリリースしました。1989年に石野卓球とピエール瀧らで結成され、今年結成35周年を迎えた電気グルーヴ。今作はおよそ1年8ヶ月ぶりの新曲で「電気グルーヴ34周年の歌」と「電気グルーヴ32周年の歌」が同時リリースされています。『New Music Wednesday』には「電気グルーヴ34周年の歌」が収録されています。電気グルーヴはこれまでにも周年を記念して「電気グルーヴ10周年の歌 2019」、「電気グルーヴ20周年のうた」、「電気グルーヴ25周年の歌(駅前で先に待っとるばい)」「電気グルーヴ30周年の唄」をリリースしています。
文=竹内琢也、Y.SHOGO
『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
SNSでのメッセージテーマは「#子供の頃に初めて買ったCD は?」