[4.28 J3第11節 福島 9-0 いわて とうスタ]

　福島ユナイテッドFCは28日、J3リーグ第11節のいわてグルージャ盛岡戦で9-0の大勝を収めた。J3の1チーム最多得点記録を更新した。

　7試合勝利がない福島だったが、ホームで圧巻のゴールラッシュを披露する。前半16分にFW塩浜遼のゴールで先制すると、DF松長根悠仁、塩浜、FW樋口寛規、塩浜、樋口と前半だけで6得点。塩浜は初のハットトリックも達成した。

　後半も勢いは止まらず、後半19分にFW森晃太、同25分にMF大関友翔がゴールネットを揺らす。一方の岩手は同29分、後半から投入されたMF水野晃樹が2枚目の警告を受けて退場に。福島は数的優位に立ち、最後はFW城定幹大の得点でゴールラッシュを締め括った。

　9得点の福島は2015年3月にレノファ山口FCがJリーグU-22選抜戦で記録した8-0、21年にAC長野パルセイロがガイナーレ鳥取戦で記録した8-1のJ3における1チーム最多得点記録を更新した。

　また、Jリーグ全体的でも9ゴール以上を決めたのは98年のジュビロ磐田(vsC大阪◯9-1)、19年の柏レイソル(vs京都◯13-1)、23年の清水エスパルス(vsいわき◯9-1)に続く4チーム目となった。さらに9点差での勝利は柏に続くJリーグ2位の最大得点差記録となっている。