上川隆也、ドラマ『東京タワー』にサプライズ友情出演!永瀬廉と待望の再共演
永瀬廉主演、江國香織の同名恋愛小説を日本で初めて連続ドラマ化した『東京タワー』。
4月27日(土)に放送された同ドラマ第2話に、上川隆也が友情出演。小島透(永瀬)の母親・陽子(YOU)の友人で、有名カメラマンの本多高志役としてサプライズ登場した。
【映像】永瀬廉×板谷由夏、衝動のバックハグ…『東京タワー』第2話
写真展を開くほどの人気カメラマンである本多だが、駆け出しの頃には詩史(板谷由夏)をモデルに写真を撮ったことも。
その縁もあって写真展には詩史も姿を見せており、そこで透と詩史は思いがけず再会することに。透と詩史を再び繋ぎ合わせることになる、重要な役どころとしての出演となった。
昨年放送されたドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)で永瀬と共演した上川。自身は警察庁のキャリアを演じ、永瀬とは確執のある親子関係を体現した。
今作では友情出演という限られた共演時間ではあったものの、「佇まいに憂いを纏わせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現している」と、初の恋愛ドラマ主演に挑む永瀬の熱演を絶賛。「また違った一面を見せていただきました」と、俳優としてステップアップしていく“息子”の姿に目を細めた。
◆上川隆也 コメント
限られた出演になってしまったのは実に残念でしたが、お声がけいただけたことは本当にうれしかったという言葉に尽きます。
――永瀬廉さんとの共演、印象はいかがでしたか?
永瀬廉さんと1年前に『ラストマン-全盲の捜査官-』でご一緒した際は、確執を間に挟んだ親子関係を繊細に演じていらっしゃったのが印象的でしたが、薄氷を踏む様な想いで許されぬ恋に落ちて行く青年と云う今回の役柄では、佇まいに憂いを纏わせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現していく姿に、また違った一面を見せていただきました。
――写真展を開くほどの人気写真家・本多高志を演じられていかがでしたか?
恐らく透は、本多のことを深く心に刻むことはないでしょう。しかし、彼の撮った詩史の写真の事は一生忘れない筈です。いつか透があの一枚を思い出す時に同時再生されるであろう本多の一言が、意味のある物になるよう演じました。
――東京タワーの思い出やエピソードなどはありますか?
仕事柄、地方や海外で長く過ごすことがありますが、それを終えて「帰ってきた」と思わせてくれるのはいつも、車窓や機内から見る東京タワーの姿です。
とあるドラマの最終回のラストカット。財前直見さんと二人で、今は『トップデッキ』と呼ばれているかつての特別展望台の屋根に上がり乾杯を交わした撮影は、今でも素晴らしい想い出です。