斬新“レッド内装”採用! ホンダ新型「“スポーティ”セダン」世界初公開! 異形ハンドル&特殊モニターに「カッコイイ」の声も!「GT」登場
近未来の新型「GT」に「現実味ある!」と反響集まる
2024年4月16日、ホンダは新たに中国市場へ投入する新型EV(電気自動車)モデルとして「Ye(イエ)シリーズ」を発表しました。
なかでも世界初公開されたコンセプトモデルの新型「Ye GT CONCEPT」に対して反響の声が集まっているようです。
ホンダ四輪製品の電動化が進む中国において、現在展開している「e:N(イーエヌ)」シリーズに続く新たなEVが、新型Yeシリーズです。
【画像】めちゃカッコいい! ホンダ「新型スポーティセダン」を画像で見る(30枚以上)
電動化への変化が速い中国において、挑戦と進化を絶えず追い求め、変革を加速させるという決意を込めて、2024年1月にも公表された「0シリーズ」と同様、車両には次世代EV向けとなる新たな「Hマーク」が適用されます。
車名の“Ye(イエ)”は「明るく光り輝く」という意味の中国語に由来し、クルマを運転するすべての人が、操る楽しさを通じて心の内に秘めた想いを解放し、それぞれの個性を明るく輝かせてほしい、という想いが込められているといいます。
次世代EVとしての価値をより高めることを追求し、ホンダのクルマづくりの理念である「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」に基づく人を中心としたパッケージングに加え、中国で新開発したEV専用プラットフォームの適用と、長年培った電動化技術の融合により、「操る喜び」がさらに突き詰められました。
また知能化技術においては、先進のAIによるサポートなど、全ての乗員が快適に移動できる空間が目指されています。
そんなYeシリーズでは、今後、中国において2027年までに6機種の投入が予定されていますが、なかでも、新型 Ye GT CONCEPT(以下、GT C)は、中国におけるホンダのEVの象徴となることを目指して開発されたコンセプトモデルとして注目されます。
シルエットは、GT(Grand Tourer)の名にふさわしいロー&ワイドなフォルム。インテリアは鮮烈なレッド内装となっているほか、運転席には航空機の操縦かんのような異型ハンドルが採用され、運転に没入できる空間としています。
ダイナミクス性能も徹底的に磨き上げ、クルマと一体となって走る究極のドライビング体験の提供を目指すとしています。
また助手席には、従来より奥行き感があり大画面を見ているような体験が可能な遠焦点ディスプレイを、ホンダ四輪製品として初めて適用し、プライベートシアターのような没入空間となっています。
GT Cをベースとした量産モデルは、Yeシリーズ第2弾として2025年内の発売を予定しています。
※ ※ ※
そんな新型GT Cに対し、SNSなどを中心に早くも反響の声が寄せられていました。
多かったのは「意外と現実的」「未来的というよりはフツーにカッコイイ」「このまま出てきそう」など、実現性の高そうな仕上がりに対し驚く声でした。
しかし「中国向けってことは日本には来ない?」「日本でも売ればイイのに入らないんだろうなあ」など、日本で買えない(であろう)ことを嘆く意見も見られます。
ホンダでは今後のEV戦略について、北米、中国、日本でそれぞれ異なる戦略をとっていることを発表し、国内ではまず軽EVから2024年以降の市販化をスタートするとし、その後もコンパクトモデルを中心とした戦略が予告されているものの、セダンモデルについては触れられていません。
ただし今後数年後のEV戦略については、市場の状況に応じて変化していく可能性も残されており、大いに期待したいところです。