米当局、大手金融機関幹部の賞与制限措置案を再提出へ=WSJ

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[19日 ロイター] - 米銀行監督当局は、大手銀行の損失が拡大した場合に幹部報酬の繰り延べや賞与の返還を義務付ける提案の再提出を検討している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。

それによると、連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)を含む6つの機関が規則作成に関与しており、近日中にも提出される可能性がある、米連邦準備理事会(FRB)は関係していないという。

大手金融機関幹部の報酬は長らく議論の的で、規制や賞与返還の強化を求める声が出ている。

FDIC、OCC、FRBはロイターの問い合わせに対し、報道に関するコメントを控えた。