全長3.7m!トヨタ「シエンタ」よりも小さい「7人乗りミニバン」が最高に使える! 取り回し最強の「ミニマム3列モデル」に絶賛の熱い声!

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「極小」7人乗りミニバンは最高!?

 3列シートを搭載し多人数乗車できる「ミニバン」は、その使い勝手の良さから家族持ちならずとも人気を集めていますが、その一方で広い室内スペースゆえに大きなボディのため狭い道での「取り回し」に苦労するという声も少なくありません。
 
 そんな人から高い支持を受けるのが、7人乗れて運転しやすい「ミニマムサイズ」のミニバン。

 かつて国内で新車販売されていた“とあるモデル”に、今でも復活を望む熱い応援の声が上がっています。

極小サイズだけど「3列」! 巧妙なパッケージングの「超コンパクトミニバン」

【画像】「えっ…!」 小さいのに3列! これが「超極小ミニバン」です(16枚)

 そのモデルが、ダイハツが2000年7月に発売した「アトレー7」です。

 現在販売されている「アトレーワゴン」は、広い収納スペースと軽快な走りが魅力の「軽ワンボックスカー」ですが、軽自動車ゆえ4人しか乗車することができません。

 しかしアトレー7は、当時ダイハツが販売していたアトレーワゴン(4代目)をベースとしながらボディを拡大させ、さらに1.3リッターエンジンを搭載した普通車仕様。

リアオーバーハングを延長し居住空間を拡大したことで、3列シートスペースの確保に成功し、それでもコンパクトなボディサイズでありながら、1列目2名、2列目3名、3列目2名と、計7人が乗車することを可能としました。

 また2列目シートと3列目シートを使用しないシーンでは、床下に格納して広大な荷室として利用することもできるなど、シチュエーションに応じて最適なシート配列が選択できる点も魅力です。

 そんなアトレー7は発売初期には好調な売れ行きを見せたものの、ある程度ニーズを満たしライバルも登場した後は徐々に販売数が低下。

 2004年に生産終了を迎え、4年というモデルライフで販売を終えました。

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 このように、稀有な超コンパクトミニバンとして登場しながらも短命に終わったアトレー7ですが、SNSを見ると同車への支持を示す様々なコメントが投稿されています。

 まず、「家が旗状地で駐車場までの道も狭かったので、アトレー7には長いこと活躍してもらいました。ボディは軽自動車より少し大きい程度なのに7人も乗れて本当に助かりました。また復活してもらいたいです」「今だと側突安全性の問題で新車開発が難しいのかもしれないけど、このサイズでないと停められないというユーザーが一定いるはず!」「夫婦と子ども4人で十分な広さでしたし、7人の定員はいざという場面で頼もしいものでした」「排気量も余裕があり、取り回し抜群。走りも意外と楽しかった」といった、元オーナーからの思い出を交えたコメントが数多く寄せられました。

 また、「今も乗ってます!狭いけど乗ろうと思えば7人乗れて、2〜3列目シートを倒せばフルフラットな荷室でゆったり車中泊できる。自分にとっては最高の使い勝手です!」「現役ユーザーです。賛否両論ありますが大勢乗れて荷物も大量に乗りコンパクト。いまだに程度の良い中古が出たら乗り換えようと探しているほど好きです」「全長4m未満なのでフェリーも最安値で乗れる、旅にも最適なクルマ」「批判的な意見も言われますが自分にとって最高の相棒です」「大した故障も無いので、ずっと家族の一員です。乗り換えようにも代わりになるクルマが無い…」など、現在もアトレー7に乗っている現役オーナーの声もあり、その使い勝手の良さから乗り換え先のクルマが無いという切実な悩みもあるようです。

 そのほか、「小さい、軽い、積載能力がある。こういったクルマがあれば本当に便利」「最小にして最大、最強のコスパを感じます」「こういうミニマムなミニバンに低燃費なエンジンを載せたら環境問題への最適解になると思う」といった、同車の魅力を再確認した人もいれば、「こういうクルマまた欲しいな!」「今もあるなら絶対買いたい」「また売り出してください!お願いします!」など、新型モデルに生まれ変わって復活することを熱望する投稿も少なくありませんでした。

 コンパクトなサイズでありながら、使い勝手バツグンのアトレー7は、もし現代に販売されれば意外な人気を獲得するかもしれません。