トヨタ「新型“3列”SUV」世界初公開! ゴツ顔&オシャ内装に進化の「ハイラックスサーフ!?」! 全面刷新で超進化した「4ランナー」米で発表
15年ぶりのフルモデルチェンジ
2024年4月9日(現地時間)、トヨタの米国法人は新型「4ランナー」を発表しました。
2009年発表の現行モデルから、15年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型4ランナー。外装や内装にも、様々な変化が見られます。いったいどのようなクルマになっているのでしょうか。
4ランナーは、日本で「ハイラックスサーフ」として展開されていたミッドサイズSUV。1984年に初代モデルが発売されて人気を博し、これまで5代目まで進化を続けてきました。
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日本では惜しまれつつ、4代目をもって販売終了。グローバルでは2009年登場の5代目が現行モデルとなっています。
今回発表された6代目となる新型4ランナーの外装では、フロント形状が5代目から大きく変化。グリル回りは元々、ぐるっと半八角形のユニットで囲われるデザインでした。それが「グリル上半分」「グリル下半分」の「2つの半八角形ユニット」に分割されたデザインに変わりました。
フロントグリルには、TRD Proなど本格的な走破性を備えるグレードでは「TOYOTA」文字ロゴがあしらわれ、それ以外には代わりにロゴマークが配置されます。
ライトユニットもデジタル感のある近未来風のデザインに。ウインカーはL字型に変化しています。
サイドを見ると、オーバーフェンダーの形状も変化しました。ゆるやかな半八角形だったのが、縦・横で構成されるような、ゆるやかな四角形に近いデザインになり、より「ゴツさ」が引き立っています。
ドア下部のデザインは、底面からせり上がるような半六角形のデザインになり、くびれが生じています。5代目がスラっと外にふくれた形状だったのが、「引き締まった」側面の印象に変わっています。
リアを見ると、リアゲートのハンドル回りが、半八角形の凹凸デザインから「四角形ハンドルユニット」が装着されたようなデザインに変化。ブレーキランプはL字形から、ランプユニット上部まで回り込む「コの字」形状に変化しているのが特徴です。
さて内装ですが、外装のデザインを引き継ぎ、5代目よりもさらに直線主体の洗練された機能美が感じられます。カーナビはダッシュボード埋め込み型から、上部装着の最大14インチのマルチメディアタッチパネルディスプレイに進化。その分、センター側ダッシュボードはすっきりとした印象になっています。
助手席側ダッシュボードには「TOYOTA」のロゴが。「トレイルハンター」仕様では代わりに専用ロゴが装着されています。
インテリアカラーはまだ詳細な仕様が出ていませんが、画像ではグレー基調やブラック基調など、モデルなどにより複数種類あるようです。
シフトレバーはノブ形状から角型のゴツイ持ち手に変化し、やはりタフ印象な印象にマッチしています。
シートはグレードにより、ファブリックや「ソフテックス」、赤い縫い目のテクニカル迷彩柄など複数設定。座席やハンドルはオプションでヒーティングがあり、前席にはさらに空調機能も設定可能です。
レジャーで効果を発揮するのが、2400WにのぼるACインバーター。また、スピーカーは「JBL Flex ブルートゥースピーカー」を搭載。こちらは取り外し可能で、車外でキャンプをする際などにも重宝します。
新型「4ランナー」は2024年秋にアメリカへ上陸予定となっています。