現在「30歳以上の最強センターバック」トップ5
サッカー選手の寿命は長くなっており、現在では30代になってもトップレベルのパフォーマンスを継続できる者が増えている。
今回は『Whscored』のデータから、「30代のセンターバックの中で最も今季レーティングが高い5名」をランキング化した。
ジェームズ・タルコフスキ
現所属:エヴァートン
国籍:イングランド
年齢:31歳
Whoscoredのレーティング:7.07点
勝点が剥奪されたこともあって苦しい状況になっているエヴァートン。その最終ラインを支えているジェームズ・タルコフスキが平均レーティング7.07点で5位となった。
ここまで28試合に出場するなどそのタフさも素晴らしく、その中で1試合あたり1.5回のショットブロック、1.8回のインターセプト、4.5回のクリアを記録するなど、押される展開の中でも奮闘している。また空中戦でも1試合に3.8回勝利している。
フランチェスコ・アチェルビ
現所属:インテル
国籍:イタリア
年齢:36歳
Whoscoredのレーティング:7.10点
若手のバストーニがブレイクするなか、36歳のベテランとなったフランチェスコ・アチェルビも今季は良い記録を残している。ここまでプレーしたのは20試合にとどまっているが、守備面だけではなく攻撃面でも良いスタッツが残っている。
目立った数字はそれほどないものの、パス数や成功数はこのトップ5の中で2番目に多く、ロングボールも1試合平均3.6回を送っている。
ステファン・デ・フライ
現所属:インテル
国籍:オランダ
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.11点
アチェルビとともにインテルのオランダ人DFステファン・デ・フライもランクイン。ここまでの出場は14試合に留まっており、1188分しかプレーしていないものの、平均レーティングでは7.11を記録している。
スタッツにおいてはアチェルビ以上に目立ったポイントはないものの、強さを見せているインテルの最終ラインで安定したパフォーマンスを見せる。
ダニーロ
現所属:ユヴェントス
国籍:ブラジル
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.12点
かつてはサイドバックとしてプレーしていたものの、ユヴェントスでセンターバックにコンバートされたダニーロ。現在はキャプテンマークを巻いて多くの試合に出場している。
19試合でプレーして平均レーティングは7.12。パスの点では1試合平均0.9本のキーパスを出しているほか、平均タックル勝利数が2.3回、平均タックル数も2.8回と極めて素晴らしい数字を記録している。
フィルヒル・ファン・ダイク
現所属:リヴァプール
国籍:オランダ
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.30点
続け遠藤航!30代でプレミアリーグに「初挑戦」し活躍した5名
30代のセンターバックとしては最も高い平均レーティングを記録したのはフィルヒル・ファン・ダイク。32歳で26試合に出場し、総プレー時間は2278分。
スタッツの中ではもっとも目立つのが空中戦勝利数で、1試合平均4.3回。これはトップ5の5人のうち最高で、30代のセンターバックとしては世界4位の数字となっている。