不法侵入した高校生を晒すのはアリ?非情な動画配信に「顔バレは…」「犯罪だから」と賛否両論<マルス-ゼロの革命->
SNSでは、迷惑行為をした人物を捉えた写真や動画が毎日のように拡散されては炎上している。こういった“晒し”を称賛する声もある一方で、批判する声も少なくない。
ドラマ『マルス-ゼロの革命-』第7話(3月5日(火)放送)で、不法侵入を犯した高校生の姿が人気の動画配信者を名乗る者によって全国配信されるシーンも賛否両論を巻き起こした。
◆不法侵入した高校生の顔を容赦なく公開…
『マルス-ゼロの革命-』は、カリスマ転校生の「ゼロ」こと美島零(道枝駿佑)が高校生たちを集めて動画配信グループ「マルス」を結成し、大人に立ち向かう新感覚青春ドラマ。
第7話では、クロッキー社CEO・國見亜門(江口洋介)がサイバーテロを企んでいる証拠を掴むため、同社に侵入。無事テロの証拠となるデータを入手したものの、國見はマルスの行動を把握していた。
そして、国内で発生したスマホの大規模エラーの首謀者がマルスになるよう仕向けた。
国民がパニックに陥るなか、國見の秘書である大咲志乃(菜葉菜)は、人気の動画配信者・ミスターKに扮して配信を開始。ゼロたちがクロッキー社に侵入したときの映像を流し、現在起こっているトラブルの原因はマルスだと主張した。
さらにミスターKは、侵入者と同一人物だと思われる男の鮮明な映像もあるとして、エンダーグループの会長・西城澪子(原田美枝子)から入手したゼロの動画を公開した。
違法行為を行ったとはいえ高校生の顔を容赦なく晒す展開は、ドラマの視聴者の間でも賛否が分かれたようだ。
「高校生の顔を晒して…」「待ってやばすぎ」「うわ顔バレはキツい」と企業側にドン引きする声もある一方、「不法侵入はやっぱりヤバい」「犯罪だからね」と自業自得だとする人も少なくない。
◆絶え間ない誹謗中傷…マルスが再びピンチに
サイバーテロの罪をなすりつけられたマルス。配信のリスナーたちはミスターKを信じ、マルスに対して「いい加減にしろ」「マルスのせいかよ!」「何がしたいの?」「ほんっとう、やめてほしい」と批判が集まり始めた。
無実を証明するため、ゼロは桜明学園に立てこもることを宣言した。最終章となる第8話では、ゼロが新たな作戦を開始する…。このピンチをどう切り抜けるのか、次回も見逃せない展開になりそうだ。