人生のなかでは、目の前のことに精いっぱいな時期もあれば、余裕をもてる時期も。今回は、夫と2人暮らしで、Youtubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさん(63歳)にお話を伺いました。

50代からが自分時間の本番!ものを手放して暮らし改造中

子どもが独立し、自分時間が増えた今、趣味のアクセサリーづくりや旅行、地域活動など、毎日を楽しんでいるライフさん。

【写真】ライフさんのワンピース

「子育てやPTA活動で忙しかった30代、40代を経て、50代で子どもが学校を卒業すると、暮らしは大きく変わりました」

ライフステージが変わると、以前は必需品と思っていたものが必要なくなることも。

「その都度ものを見直し、不要なものは処分。すると、気分一新、今を楽しむ余裕が生まれます。過ぎ去っていくことに寂しさを感じることはあるけれど、今ある時間や人間関係を大切にしたいと考えています」

ライフさんの自分時間のつくり方

自分時間を上手に楽しむライフさんに、自分時間をつくるコツを教えてもらいました。

●人間関係をリセット。大切なつながりのみを残す

PTA活動をしていた頃は、たくさんのママ友がいたライフさん。

「子どもが高校を卒業すると、少しずつ疎遠に。寂しさもありますが、無理に続けなくてもいいかな、って」

●すっきり暮らしで時間にも心にもゆとりが

ライフスタイルの変化に合わせ、その都度不要なものは処分。

「掃除や片づけの手間が減り、家事の時短に。ものが少ないと余計なことに気を取られず、心にも余裕ができます」

自分時間のために変えたこと

以前はベランダでも植物を育てていましたが、旅に行く機会が増え、室内の観葉植物だけに。

「手入れがラクになりました」

●洋服はワンピで制服化

60歳を過ぎてから、普段着はワンピースに。

「着心地がよく、コーディネートを考えなくてもきちんと見えるからラクチン。クローゼットもすっきりしました」

●掃除はロボット掃除機におまかせ

それまでのキャニスター型を手放し、3年ほど前に取り入れたロボット掃除機。

「毎日の掃除はおまかせ。使い始めたら、なくてはならない存在に」