日頃から備えておきたい非常食。食文化・スーパーマーケット研究家のスギアカツキさんは、コスパのいい、スーパーマーケットのオリジナル商品(PB商品)を備蓄しているそう。ここでは、だれでもマネしやすいように、スギさんが全国規模で店舗展開をしているイオングループとライフをパトロールして厳選。おすすめの最新備蓄食品について語ります。

レトルトカレー&スープは、“おいしさ”にもこだわる

いつどこで災害が発生するかわからない時代。防災意識が高まるなかで、命を維持するための「食料」については、しっかりと対策をしておきたいところでしょう。

そこで、スーパーマーケット研究家の立場から、イオングループとライフのオリジナル商品(PB商品)をベースに、おすすめの備蓄食品を厳選。“無理なく堅実な食料備蓄”をコンセプトに、防災食品向けの商品をお届けしていきたいと思います。

まずご紹介するのは、常温でストックしやすい定番人気の商品、レトルトのカレーやスープ。

スーパーのPB商品でも、これらのジャンルをじっくり見ていくと、原材料や製造法にとことんこだわった商品が増えていることに気がつきます。「食料品はなるべく安価にそろえたい」「毎日の消費という観点ではなく、万が一のときだからこそおいしいものをそろえておこう」という、どちらのニーズにも応えてくれる商品です。

緊急時の“タンパク質補給”は、大事な視点

災害時に重要な影響補給で誰もが意識するのは、エネルギーになる主食でしょう。じつはそれと同様に重要なのが、カラダづくりの基盤となる「タンパク質」。

イオングループでは、さまざまなタイプのプロテインバーをオリジナルで販売しています。たとえば、成長期の子どもの栄養補給を考えた「プロテインバー シリアルチョコFORジュニア」は、カルシウムや鉄分を強化したタイプのプロテインバー。サイズもコンパクトなので、箱買いしやすいのも強みになります。

エネルギー源となるご飯やナッツは“栄養バランス”にこだわる

防災食品を選ぶうえでは、「少量でもカロリー摂取がしやすいこと」「衛生面で扱いやすいこと」も重要なのだそう。その点で、私がおすすめするのがナッツです。小分けタイプのミックスナッツ「BIO-RAL 朝と夜のナッツ&フルーツ」をライフで発見しました。

そしてもうひとつ、電気が通っている場合に重宝する「ごはんパック商品」。白米よりも不足しがちな栄養素を補ってくれる雑穀ごはんを選ぶのが個人的におすすめです。

温めなくても食べられる“癒やしの甘味”を選択肢に

災害時にこそ癒やしや安心感は大きな力を発揮してくれます。そんな願いを叶えてくれるのが、「甘味」でしょう。そこで、すぐに食べられるような甘味アイテムを備蓄するのはいかがでしょうか?

ライフが販売する「スマイルライフ 北海道産小豆使用ぜんざい1人前(150g)」は、電子レンジや湯せんで温めることが可能なのはもちろん、そのままでもおいしく食べられる優れもの。105円という価格も良心的です。

冷凍食品は、自然解凍&保冷剤代わりの両輪で選ぶ

冷凍食品には、保冷剤代わりになるというメリットがあります。合わせて意識したいのが、「自然解凍で食べられる」というポイント。

イオングループの「今川焼シリーズ」は、加熱しなくても自然解凍だけでおいしく食べられるように製造されています。このような視点で冷凍食品を選んでストックしておくことは、防災食品の選択肢を広げることにつながると思います。

 

紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください