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●『ミシュランガイド東京2023』で2つ星に輝いた、日本料理の名店『傳』の料理長である長谷川在祐さんが監修した冷凍水餃子が、1個あたり150円と手頃な価格でお取り寄せ販売をスタート。その魅力を探ります。

 2018年「アジアのベストレストラン50」第2位、「世界のベストレストラン50」で第17位、『ミシュランガイド東京2023』で2つ星に輝くなど、予約困難店の一つとして知られる日本料理の『傳』。同店の料理長、長谷川在佑さんが、冷凍点心の製造を行う食品メーカーの美勢商事とお取り寄せの水餃子を共同開発しました。それが1個あたりの値段は税金、送料込みで150円とリーズナブルな「WaiWai水餃子」です。家庭での調理法や、味わいについて探ってみました。

開発期間約1年! 合成着色料・保存料・化学調味料不使用のお取り寄せ水餃子

「WaiWai水餃子」36個入り(1224グラム)5400円(税・送料込み)

 昭和49年創業の美勢商事は、合成着色料・保存料・化学調味料不使用にこだわり、主に冷凍点心を製造している長野県塩尻市の食品メーカーです。「みんなに美味しいものを食べてもらいたい」という長谷川さんの想いと「自分の子どもにも安心して食べさせられるものを」をモットーに素材や製法にこだわり続けてきた美勢商事が互いに共感したことで、今回共同開発に至ったと言います。

左から『傳』料理長の長谷川在佑さん、美勢商事営業企画部商品開発課の平林葉子さん

 両者が「子どもから大人まで手軽に作れて、みんなで食卓をワイワイ囲める美味しい料理はなにか?」を考えた結果、そのままでも鍋やラーメンの具材にしても美味しく食べられる水餃子に着目。約1年の開発期間を経て、「WaiWai水餃子」が生まれました。

お鍋で約10分茹でるだけ! 鍋やラーメンの具材にも◎な本格水餃子

「WaiWai水餃子」は冷凍で届きます。1箱の中に、12個入りの袋が3袋入っているので、家庭でも使いやすく、冷凍のため品質を保ちながら長期保存できるのも嬉しいですね。

 調理方法は、1袋に対して2リットルのお湯を鍋で沸騰させ、一つずつお湯に入れて、餃子同士がくっつかないよう10分ほど中火で茹でるだけ。湯加減は水餃子がユラユラ揺れる程度を目安に、沸騰するたびにコップ1杯の差し水を3~4回するとおいしく仕上がります。水餃子がプカプカと浮き上がってきたら出来上がりです。

大ぶりでもちもち食感の皮、ジューシーな肉汁がこぼれるお店クオリティの水餃子

「WaiWai水餃子」は、日本で一般的な冷凍水餃子と比べると少し大きめです。皮は艶やかな色と香りで、本場中国の水餃子のように厚めでモチッと跳ね返すような弾力があり、小麦の華やかな味わいを感じます。「WaiWai水餃子」の皮は、愛知県の製粉メーカーであり製麺を得意とする「金トビ志賀」の愛知県産小麦「きぬあかり」を使い、丁寧に練り上げているそう。

 そしてジューシーな肉汁があふれ、肉感の良さ、そして豚肉の旨みも感じます。具材には二つの部位の豚肉を使っているそうで、肉肉しい食感を生むために、下味をつけて一晩寝かせた手切りで刻んだ豚肉と、サイズの異なるひき肉を合わせているそう。しかも肉汁を閉じ込めるために、チルド肉を使用しているこだわりぶりです。

 豚肉の味わいを引き立たせるために、他の具材は玉ねぎとショウガのみ。素材の味を生かすシンプルな味付けですが、具材を合わせるタイミングや練り時間、温度にもこだわることで、シンプルイズベストな水餃子を作り出しているそうです。

 一つでかなり食べ応えと満足感があり、まるで中華料理店でいただくような本格的な味わいでした。下味がついているのでまずはそのままで、その後お好みで醤油や黒酢、ラー油などをつけていただくのもいいでしょう。

まとめ

 家庭で手軽に本格的な水餃子を味わえる「WaiWai水餃子」。冷凍庫にストックしておくと、日々の食卓がより一層豊かに楽しくなる、そんな一品でした。

(撮影・文◎中森りほ)

●DATA

「WaiWai水餃子」

https://www.misegyoza-shop.jp/f/waiwai-suigyoza