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兵庫県姫路市の寿司店が作った「恵方巻」を食べた客から吐き気や下痢などの体調不良の訴えがあったとして、姫路市保健所は2月5日までに、この店による食事が原因の食中毒と断定し、営業禁止処分とした。

姫路市によると、恵方巻(巻き寿司)は1700本が販売され、販売先は予約客や常連客などのため、ほぼ把握済みだという。

2月4日から営業禁止処分を受けたのは「雷寿司」。公式サイトで「2月3日に販売した恵方巻が原因で食中毒事故が発生しました」「発症されたお客様とそのご家族の方々には多大なる苦痛とご迷惑をお掛けしたことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

同店の恵方巻を食べた複数人が、嘔吐や下痢などの症状を訴え、医療機関を受診した。共通の食事として、2月3日にウナギ・焼き穴子・エビ・きゅうり・卵を使った巻き寿司を食べたという。

便検査を実施予定であり、被害者の人数や病因物質などは調査中だ。保健所衛生課によると、2月5日になっても保健所には体調不良を訴える人の問い合わせがあるという。入院した人はいない。