「アヤセは手に余った」 先制の上田綺世に対戦国メディア嘆き PKのコース読むも「キックが強烈すぎた」

上田のPKでインドネシア相手に先制

　日本代表は現地時間1月24日、アジアカップのグループリーグ第3節でインドネシアと対戦。

　前半6分にFW上田綺世がPKを決めて先制した。対戦国インドネシアメディアは「ジョルディ・アマトが開始2分にファウル。アマトにとってアヤセは手に余った」「GKアリはコースを読んでいたが、アヤセのキックが強烈すぎた」と伝えている。

　日本はグループ初戦でベトナムに4-2で勝利したものの、続くイラク戦では1-2と敗れ、首位突破の可能性が消滅。決勝トーナメント進出に向け、最終節インドネシア戦を迎えた。開始早々の前半2分、上田がペナルティーエリア右でボールを受けた際、相手DFに抱え込まれる形で転倒。一度は流されたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）による介入でオンフィールドレビューが実施され、判定はPKに覆った。

　上田自身がキッカーを務めると、力強いシュートをゴール左に突き刺した。幸先の良い立ち上がりとなったなか、米ニュース専門放送局「CNN」インドネシア版は「ジョルディ・アマトが開始2分にファウル。アマトにとってアヤセは手に余った」と速報し、上田が蹴り込んだPKについても「GKアリはコースを読んでいたが、アヤセのキックが強烈すぎた」と伝えている。（FOOTBALL ZONE編集部）