ドジャースと契約した山本由伸【写真:ロイター】

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ドジャースからFAのカーショー、武器のカーブが山本そっくり

 米大リーグのドジャースと契約した山本由伸投手と、チームのレジェンドで通算210勝を挙げているクレイトン・カーショー投手の“類似点”が明らかになった。米国で「ピッチング・ニンジャ」として活動する投球分析家のロブ・フリードマン氏が、それぞれの魔球を比較できる動画を公開し、話題となっている。

 フリードマン氏が自身のX(旧ツイッター)に公開したのは、「ヨシノブ・ヤマモト VS クレイトン・カーショーのカーブ」と題した動画だ。

 今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での山本のカーブは平均77マイル(約123.9キロ)の球速で、落ち幅が65.8インチ(約167センチ)。一方カーショーが2023年に投げたカーブの平均値は球速73.4マイル(約118.1キロ)、落ち幅が66.9インチ(約170センチ)と軌道が酷似しているのだという。

 公開された動画は、同じ画面でカーショーと山本のカーブを比較できる。打席の直前で急激にブレーキがかかり落ちていく様は、利き腕の違いこそあれうりふたつだ。ファンからは「エグい!」と軌道に驚くコメントのほかに、「ドジャースには右の男と契約してほしい!」と、現在フリーエージェントとなっているカーショーとの再契約を求める言葉も並んだ。

 山本やタイラー・グラスノー投手を獲得し、先発ローテーションの強化を進めるドジャース。そこにチームの伝説が再び名を連ねることはあるのだろうか。

(THE ANSWER編集部)