掲載:THE FIRST TIMES

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■イベント中盤の『山フェス』のコーナーでは、「かくれんぼ」「綱引き対決」「大玉リレー」パフォーマー・ボーカル入れ替え企画」を実施!

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三代目 J SOUL BROTHERSが、12月26日に大阪・京セラドーム大阪にて『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND” ~AFTER PARTY~』を開催した。
11月18日に開幕し、12月23日にファイナルを迎えた三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目JSB)のドームツアー『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND”』。

この日はファンクラブ限定公演となり、MATE(ファンの呼称)と一緒に楽しめる演出が多数盛り込まれた、ツアー本編とは異なる特別な内容で届けられた。

開演1分前を切るとカウントダウンが始まり、会場の熱気がぐんぐんと高まっていく。サポートダンサーのパフォーマンスとオープニング映像を経て、「Awakening Light」のイントロが流れ出し、センターステージに7人の姿が現れると黄色い歓声が上がった。

「『AFTER PARTY』楽しんでいこうぜ!」とOMI(「O」は、ストロークありが正式表記)が叫び、「CHAIN BREAKER feat.登坂広臣」(PKCZ(R))、「TUXEDO」(今市隆二)、「NEOTOKYO」(CrazyBoy)など、ツアー本編でも披露されたメンバーのソロ曲や別プロジェクトでの曲を7人で届けるパフォーマンスで盛り上げていく。

「『AFTER PARTY』にお越しの皆さん、盛り上がってますか? 今年を締めくくりましょう!」と今市隆二が呼びかけると、「O.R.I.O.N.」で7人はフロートに乗って手を振るなど、観客と近い距離でコミュニケーションを取っていった。

ライブ中盤で行われた山下健二郎が進行を務める『山フェス』のコーナーでは、一夜限りの『AFTER PARTY』バージョンに。「今夜はMATEのためにスペシャルなコーナーを用意しました!」と山下が告げると、最初に発表された企画は「かくれんぼ」。

NAOTO、OMI、岩田剛典が会場内に隠れ、ELLY、今市、小林直己が15分以内に3人を探し出すという。鬼チームの3人が目を瞑っている間、隠れ場所を探すために客席へ入っていくNAOTO、OMI、岩田に観客は大盛り上がり。岩田は車椅子席の下に潜り、OMIは会場スタッフに扮して通路に立ち、NAOTOはカメラマンになりきって姿を隠した。

3分経ったところで鬼チームは3人を探し始めるが、「どこ隠れてんの?」と客席に助けを求める小林や、「さっきより(会場内が)暗くなっててわからない!」と嘆くELLYと、やや苦戦気味の様子。

しかし、最初に今市が岩田を発見し、続けて小林もOMIを見つけ出した。ELLYもNAOTOの衣装を手掛かりにそれらしい人物を見つけて喜ぶが、正体はNAOTOと服を交換していた観客と判明。一度はトラップに引っかかったものの、すぐ近くにいたNAOTOを発見し、結果は鬼チームの勝利となった。

ふたつ目のコーナーは、事前に選ばれたMATEとメンバーによる「綱引き対決」。三代目JSBの楽曲に合わせて踊ったあと、音楽が止まったら綱引きをスタートする流れだ。

1回戦は女性10人に対し、NAOTO、小林、ELLY、OMIのメンバーで対決するが、結果はMATEの圧勝。2回戦は女性10人に小林、山下、岩田、今市、山下で挑むが、「音が止まった瞬間に速攻掴んだほうがいい」という小林のアドバイスもむなしく、またもメンバーは負けてしまう。

3回戦は男性10人とメンバー全員の対決を予定していたが、連敗を受けて急遽マネージャーと観客2人が三代目JSBチームに加わることに。3人の協力の甲斐もあってか、今回は見事三代目JSBチームが勝利を飾った。

山下から小林へ進行役をチェンジし、続いては事前に選ばれたMATEとメンバーによる「大玉リレー」へ。MATEとメンバーはそれぞれ2チームに分かれ、どちらが早く大玉をゴールまで転がせるかを競った。

対決前はELLY、山下、岩田チームの勝利を予想する声が多かったが、結果は今市、OMI、NAOTOチームの勝利。対決後にメンバーは「なんか感動した」「大玉転がしってこんなに辛いんだね」「ドームを贅沢な使い方してるね」と口々に感想を述べており、その表情からは楽しそうな様子が伝わってきた。

ラストは「パフォーマー・ボーカル入れ替え企画」。OMIと今市がパフォーマーとして、NAOTO、小林、NAOTO、ELLY、山下、岩田がボーカルとして「STARS」をフル尺で届けた。慣れない役回りゆえに立ち位置を見失ったり、歌詞が曖昧になったりしてしまい、披露後に7人は「変な汗かいた!」「辛かった!」「地獄の3分」と笑い出す。和やかな時間だったが、今日だけの特別なパフォーマンスをうれしく思った人も多かったのではないだろうか。

ラストはクリスマスプレゼントの抽選会を行い、まさにパーティ感に包まれた『山フェス』を終えた。

後半は「LET’S PARTY」をはじめとしたメドレーでスタート。メンバーは再度フロートに乗り、客席を煽りながら熱気を高めていく。

メドレー後は「それでは本当の『STARS』やります!」(今市)、「今度はちゃんとボーカルが歌います!」(OMI)と言って、本来の形での「STARS」披露も。「MATEのみんな歌えるよね?」とOMIが呼びかけ、ラストは観客とともに「RAINBOW」を歌って本編を締めくくった。

「『AFTER PARTY』にお越しの皆さん、アンコール楽しんでいけますか?」とELLYが煽り、パフォーマー5人のダンスバトルから始まったアンコール。サポートダンサーを迎え、息の合ったパフォーマンスで観客を魅了していく。

その後は今市、OMI、今市を加えて、熱気溢れる「24karats type JSB」「24karats STAY GOLD」「24karats TRIBE OF GOLD」のメドレーへ突入し、会場を一体感に包んだ。

静かなピアノの音色が響くなか、「MATEの前でしかできないことができてよかったなと思います」と、今日の感想を口にしたOMI。今日が今年最後のライブということで、メンバーもそれぞれ怒濤の1年間を振り返りつつ、来年への意気込みを語っていく。

ラストに届けられたのは「starting over」。“気付かせてくれた あなたと”をOMIは“気付かせてくれた MATEが”と歌詞を変えて歌い、メンバーも客席の一人ひとりに笑みを向けながら、大切なMATEへの感謝の想いを届けた。

2ヵ月にわたって行われたドームツアーのラスト、そして三代目JSBにとって2023年最後のワンマンライブとなった本公演。まさに1年間の締めくくりに相応しい、お祭り感に溢れたライブだった。

2月より行われたアリーナツアーを含めて42公演を完走し、文字どおり2023年を駆け抜けた7人。勢いに乗る彼らが、来年もどんな景色を見せてくれるのか楽しみだ。


リリース情報
2023.11.11 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Awakening Light」

三代目 J SOUL BROTHERS OFFICIAL SITE
https://jsoulb.jp/