駅の利用者が増えそう。

「モリシア津田沼」などがあるエリアで再開発計画

 JR総武線の津田沼駅周辺が大きく変貌しそうです。千葉県習志野市は2023年12月、「モリシア津田沼」や習志野文化ホールなどがある津田沼駅南口地区(約3.5ヘクタール)の再開発計画の概要を明らかにしました。


中央・総武線のE231系(画像:写真AC)。

 津田沼駅南口地区の開発をめぐっては、習志野市と野村不動産が2023年6月に「まちづくりに関する確認書」を締結しており、野村不動産が再開発の施行予定者となることなどが確認されています。
 
 事業では、駅前広場の拡張や再編、駅前上空デッキ整備などを実施。また、約50階の住宅棟と9階建ての複合施設棟の建設が想定されています。複合施設棟には、文化ホール、オフィス、商業施設、地下駐車場が入る見込みです。なお、市は現在のプランは計画中のもので、今後変更される可能性もあるとしています。
 
 今後は、2023年12月から都市計画手続きに着手する予定。2024年10月の都市計画決定、2025年4月の事業認可、2027年の新築工事着工、2031年の竣工を目指すとしています。