©️FC Internazionale via Getty Images

 かつてハビエル・サネッティはインテル・ミラノで三冠を達成するなど、まさに象徴的な人物として今なお語り継がれる存在であるが、その後継者としてラウタロ・マルティネスをみているという。現在インテルはCL決勝進出、リーグ戦では12試合を終えて勝ち点31で首位に立つなどかつての強さを発揮しており、マルティネスはリーグ戦12試合で12得点をマーク。得点ランクで独走体制に入っているところだ。また昨季はライバルACミランを相手に決勝弾を叩き込みCL決勝に導くなど、こちらも人々の記憶にも残る活躍を披露。

 2018年に母国ラシン・クラブから渡欧したアルゼンチン代表は、いまや主将を担うなどチームを代表する存在に。同胞サネッティも非常に高く評価しており、そのクラブ愛とリーダーシップには「彼に自分をみるようだよ」とコメント。「彼というキャプテンを見出せたということが、非常に喜ばしいことだね」と現在インテルで副会長を務める50歳は述べており、実際に夏にはサウジアラビアからの破格のオファーにも首を振ったとも。現在はむしろ2026年までの契約更新に向けた話し合いがスタートしているようだ。