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●分厚いパンに牛乳由来のクリームを塗った福島県郡山市のご当地パン「クリームボックス」を「デキシー クリームボックス風クリーム」で再現してみた!

 秋になり、各地でパンのイベントが開催されていますね。とりわけ、ご当地パンはその地域では当たり前のように食べられているのに、全国展開をしていない知られざる一品ぞろい。

 最近発見したのが、福島県郡山市のベーカリーを発祥とする「クリームボックス」です。分厚い食パンに、牛乳や生クリームを合わせたクリームを塗った菓子パンで、1976年、『ロミオ』というベーカリーが発祥ではないかと言われています。

写真はイメージ [食楽web]

 郡山市内では、あんぱんやクリームパンなどメジャーな菓子パンと同じくらい親しまれている一品。ということで、再現するべくスーパーマーケットで発見した「デキシー 焼いておいしい クリームボックス風クリーム」を使って作ってみました!

「クリームボックス」

「デキシー 焼いておいしい クリームボックス風クリーム」が推奨する食べ方は、6枚切り食パンに約20gとのことなので、倍量に増やして塗ってみました。若干塗りにくいですが、トースターでクリームが溶けると均等になるので、その辺は神経質にならなくて良さそうです。

焼きすぎに注意。目視で表面にツヤがでたなぁと感じたら出来上がり

 まるでアイスクリームを塗っているような濃厚さ。甘みたっぷり、練乳のようなコクのあるミルク感! 実際の「クリームボックス」よりも、少し甘みを強く感じるので、お好みで量を調整したり、ブラックコーヒーと一緒に食べたりするのがおすすめです。

調査結果

「デキシー 焼いておいしい クリームボックス風クリーム」は実際より甘みが強く、コクがありますが、郡山市民が愛する「クリームボックス」の味を手軽に体験できる商品です。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

丸和油脂株式会社

https://www.maruwayushi.com/