つば九郎の人生相談「すてきなおばあちゃんになりたい。でも、若見えにとらわれている自分が嫌です」
第62回
自由奔放な言動で、ファンを翻弄する東京ヤクルトスワローズのつば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる〜く答えていきます。
【お悩み】
つば九郎先生と同じくらいの社会人経験になる年齢です。童顔に見られてきたせいか、自分が「おばさん」扱いされることにいまだ抵抗があります。年を重ねることへのマイナスイメージをなくし、すてきなおばあちゃんになりたいのですが、つば九郎先生は、どんなおばあちゃんがすてきだと思いますか? また、そのためにどのような努力をすればいいと思いますか? 歳にとらわれ、若見えにとらわれている自分が嫌です......。(ゆすか〜つばちゃんは心の師匠・神奈川)
――おばさん扱いされることに慣れず、でも「すてきなおばあちゃんになりたい」というお悩みです。
つば九郎 このしつもん、「おばさんあつかいされたくない」ということなのか、「すてきなおばあちゃんになりたい」ということなのか、りょうほうのいみあいがあるきがする。
――質問文では「すてきなおばあちゃんになるにはどうすればいい?」と書いてあるけど、実は「おばさん扱いされたくない」という思いが強いということ?
つば九郎 そう。ほんとうは、こころのなかでは「まだまだわかくみられたい」というおもいがつよいきがするな。ほんにんもかいているように、「としをかさねることへのまいなすいめーじ」が、まだつよいのかもしれないね。
――これまでずっと童顔に見られてきたというから、なおさらその思いは強いのかもしれないですね。
つば九郎 いままでどうがんでとくをしてきたんだから、これからはそのぶんなやむのもとうぜんのことかもしれないよね。でも、がいけんはともかく、ないめんはいつまでもわかわかしくすることはかのう。いつまでもわかわかしいきもちをもっているひとが、すてきなおばあちゃんになれるとおもいます。