チョコ

秋元康氏が総合プロデュースする新アイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」のオーディションが佳境を迎えている。従来のアイドル活動に代表されるコンサートや握手会などの“リアル”な場での活動と、メタバース空間やNFTなどのWeb3.0技術を駆使した新しい活動領域もプラスしたリアルとバーチャルを行き来する新アイドル。オーディションでは今年4月から募集を開始し、いくつかの審査を経て、114人がファイナルステージに進出。そこから更なる関門をくぐり抜け、最終審査に進む29人が決定した。最終メンバー決定に向け9月24日にはその29人をお披露目するイベントが東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われる。彼女たちはいまどのような思いでいるのか。連載で一人ひとりを紹介していく。なお動画ではチャームポイントを披露してもらった。本稿では東京都出身16歳のチョコを紹介する。――なぜこのオーディションに臨もうと思いましたか?

幼稚園の頃にAKB48さんを見てからずっとアイドルに憧れていて、そこから坂道グループや指原グループなどにもハマりドキュメンタリーなどで裏側の努力も知って、アイドルという存在がますますキラキラして見えるようになりました。

そして高校生になってしっかり進路を考え始めた時に、ずっと憧れていたアイドルという夢に挑戦してみようかなと思い、アイドルオーディションを受け始めました。

秋元さんのプロデュースグループを2つ受けてどちらも友達が受かって私は落ちてしまって、そんな悔しい想いと、今度こそは受かりたいという決意を胸に三度目の正直で挑んだのが今回のオーディションです。――このオーディションで大変だったこと、楽しかったことなど思い出深かいことと得たものは?

合宿では、歌もダンスも未経験だったこともありレッスンに全然ついて行けず、特にダンスが大変でした。

経験者の子が多くて自分の実力不足が露骨に現れて辛くなったり、すごく難しくてもう出来ないかもしれないとも思ったけれど、同じグループGの子達が休憩時間も夜も丁寧にダンスを教えてくれて少しずつ出来るようになりました。

そして発表会まで毎晩グループ皆で集まって、動画を撮りながら練習をして腕の角度や顔の向きなど細かい部分まで揃えて、たくさん全員で努力して支え合いながら迎えた発表会で、1位という順位を頂いたあの瞬間の達成感と喜びは一生忘れません。

あんなに、苦手なことに必死で食らいついて限界まで頑張れたのも、グループで大きな試練を乗り越えたのも、全てが初めてで貴重な経験になりました。

なので、本当の意味で「死ぬ気で頑張る」ことが出来るようになったし、途中で投げ出さず最後までやり切ることも出来るようになって、生き方が今までと変わったと思います。――最終審査に向けた意気込み

私は歌もダンスも未経験ですが、それは伸び代だと思っているので成長を見守って頂けたら嬉しいです。

そして、今までいろいろな珍しい生き物を飼っていたり、乗馬ができたり、自作PCを組めたり、他の候補者とは違う経験や特技があるので、それを活かして私だけの魅力をSNSなどで発信して、少しでも皆さんに興味を持って頂けるように頑張ります!

私を応援したこと、絶対後悔させません。

見て下さる方にたくさん笑顔を届けられて、幸せにできるアイドルになります!宜しくお願い致します。