EcoFlow Technology Japan(以下、EcoFlow)が、京都の祇園祭をサポート。山鉾の提灯をライトアップさせるために、同社のポータブル電源とソーラーパネルを提供し、電源供給に協力しました。

 

EcoFlowが祇園祭でサポートする背景には、京都市の「京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム〜2050京創ミーティング〜」プロジェクトがあります。このチームは、将来の京都を担う若者を中心とする市民、事業者および学識者とともに、市民が自分らしい脱炭素型のライフスタイルに転換するための仕組みを作るのが目的。2050京創ミーティングでは、2050年の京都にふさわしい脱炭素型のライフスタイルの共有とともに、日々の生活の中での選択が脱炭素につながるようなプロジェクトを市民からも提案・参画してもらいながら生み出していくものです。

 

プロジェクトの一環として、祇園祭の宵山における山鉾の駒形提灯を、再生可能エネルギーを利用して点灯。EcoFlowはここに共感し、今回協力することにしたそうです。

 

電源を供給する製品は、2048Whの大容量ながら23.2kgと重量を抑えた、DIYや業務用に適したポータブル電源「DELTA 2 Max」、DELTA 2 Max専用エクストラバッテリー、Makuakeで応援購入総額が3億円以上に達したポータブル電源「DELTA Pro」、400Wのソーラーパネル。祇園祭の期間中、EcoFlowのソーラーパネルで発電し、ポータブル電源に充電。貯めた電力を山鉾の提灯に供給し、点灯させました。

 

 

EcoFlowは以前から、青森ねぶた祭などの伝統行事に協力しています。そこには、「日本の伝統行事に対して、再生可能エネルギーを活用することで役に立ちたい、持続可能な社会を地域の方々と目指していきたい」という思いがあるとのこと。今回もその一環した思いから協力したわけです。

 

まだまだポータブル電源になじみのない人もいるかもしれませんが、こうしたお祭りに採用されることで、身近に感じることができます。今回のポータブル電源などを使った山鉾の点灯期間は終了してしまいましたが、別の機会にポータブル電源が活用されているか気にしてみると、製品の見方も変わってくるでしょう。

 

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