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 今冬には守護神ヤン・ゾマーにはじまり、この夏は点取り屋マーカス・テュラム、主将ラース・シュティンドル、その後継候補だったヨナス・ホフマンや、ラミー・ベンセバイニなど、11人の先発メンバーのうち実に5人がクラブを後にしているボルシア・メンヒェングラードバッハ。その一方でヴィルクスSDは先日に板倉滉とアラサン・プレアが残留の流れにあることを明かし、さらにニルス・シュマッケSDは、ザールブリュッケンとのテストマッチにて勝利をおさめた後、”Magenta”にフロリアン・ノイハウスについて「すべては正しい方向に進んでいると思う」と語るなど少しずつ明るい話題もでてきた。

 しかしながらいまだ発表はなされていないとはいえ、さらにニコ・エルヴェディのプレミアリーグ移籍が具体化してきており、英国メディアによると26歳のスイス代表DFに対してはウォルバー・ハンプトンワンダラーズが熱心に獲得へと動いている模様。来夏まで契約を残すグラードバッハは、移籍金として900万ユーロを手にするとみられており、それを元手に代替案を検討中。そこで候補となっているのが、マキシミリアン・ヴェーバー。今年はじめにリーズ・ユナイテッドに加入したばかりの25歳だが、降格を喫したクラブから例外条項を利用して退団が可能となっているようで、ただグラードバッハとしてはむしろレンタルでの補強が特に興味深いだろう。またアウグスブルクとの契約最終年度にある、フェリックス・ウドゥオカイ(25)への関心が再燃する可能性もある。

アウグスブルク、ギキーヴィツがトルコへ

 その一方でそのアウグスブルクでは、ラファル・ギキーヴィツが新天地を見出した。延長オプションが行使されることなく、この夏をもって退団していた35歳のベテランゴールキーパーは、これからトルコ1部のMKEアンカラギュチュにてプレー。9年間過ごしたドイツ時代にピリオドをうち、通算247試合という結果を残して、また新たな国での再スタートを切る。なお同クラブでは先日にヘルタ・ベルリンからトルコに戻った、トルガ・シゲルチが在籍中
だ。

Rafal Gikiewicz hat einen neuen Verein gefunden. Nachdem sein Vertrag beim FC Augsburg nicht verlängert worden war, hat er nun beim türkischen Erstligisten MKE Ankaragücü unterschrieben. Für den 35-jährigen Torhüter beginnt nach zuletzt neun Jahren und 247 Pflichtspielen in Deutschand eine neue Herausforderung. In Ankara wird er Mitspieler von Tolga Cigerci, den es von Hertha BSC zurück in die Türkei gezogen hat.