ASUSがさらに性能と冷却機能を強化したゲーミングスマホ「ROG Phone 7」シリーズ発売
ASUS JAPANは7月21日に、ハイスペックなSIMフリーゲーミングスマホ「ROG Phone 7 Ultimate」「ROG Phone 7」を発売しました。
両モデルともに、最新のSoCであるQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を搭載。性能の高さはもちろんのこと、省電力性も従来から上がっているため、ゲームをより快適に楽しめます。また、リアルタイムレイトレーシングに対応しているため、レイトレーシング機能に対応したゲームでは、今までよりもリアルなグラフィックを見ることができます。
メモリーもLPDDR5Xを搭載。ROG Phone 6で採用していたLPDDR5メモリーよりも約33%高速になっています。加えて、ストレージもUFS 4.0対応のものを搭載しているため、ゲームを軽快に動作できます。
バッテリーは大容量の6000mAh。LTE通信時で最長約17.9時間の連続駆動時間を実現しています。また、65Wの急速充電に対応しており、約44分でバッテリーを100%まで充電できるといいます。
冷却機能も前モデルから強化。メインプロセッサーの表面には、熱伝導率が高い窒化ホウ素を使用した熱伝導グリスを塗布し、熱を素早く放熱部分に移動させるうえに、熱処理性能を向上させた新設計のベイパーチャンバーと、大型化と形状の見直しで熱処理性能が向上したグラファイトシートが、強力に放熱するとしています。
ディスプレイは、6.78型ワイドAMOLEDを搭載。さらに、165Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を実現しており、画面の動きが速いゲームでも、なめらかな動きとハッキリとした表示が可能です。
このほか、ゲーム機のLRボタンのように使える超音波ボタンの「AirTrigger」や、スマホを傾けて操作できるモーションコントロール機能などを備えています。
ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの主な違いは、メモリー/ストレージ、本体カラー、背面など。ROG Phone 7はメモリー16GB+ストレージ512GBのモデルとメモリー12GB+ストレージ 256GBのモデルがあり、ROG Phone 7 Ultimateはメモリー16GB+ストレージ512GBモデル一択。カラーはROG Phone 7がストームホワイトとファントムブラックの2色で、ROG Phone 7 Ultimateがストームホワイト1色です。
背面は、ROG Phone 7だと背面の上半分に内部が透けて見えるようなツートンカラーのパネルを採用。加えて、光るライトバーの「Auraグロー」と、ROGマークが光る「Auraライト」を搭載しています。一方のROG Phone 7 Ultimateは、背面に電動開閉機構の「AeroActive Portal」を搭載しています。これは、付属の外付け冷却機構「AeroActive Cooler 7」を装着した際、AeroActive Portalが自動で開いてより強力に冷却する仕組みです。さらに、充電時や着信時などにアニメーションを表示する2.0型OLEDディスプレイの「ROG Vision」も搭載しています。
ROG Phone 7 Ultimateの価格は17万9800円(税込)で、ROG Phone 7は12万9800円(税込)からです。