九州豪雨 高速道路への爪痕大きく 東西路線が寸断 土砂崩れなどで
雨は上がりましたが、通行止め区間はけっこう長いです。
鳥栖から東西2路線が寸断
2023年7月10日から続いた梅雨前線の豪雨による影響で、九州の高速道路では通行止めが続いています。11日現在、九州道の通行止めは解除されていますが、周辺2路線の被害が大きく通行止めとなっています。
大分道 高山トンネルでは坑口の上部が崩落(画像:NEXCO西日本)。
大分道は福岡県の甘木ICから、大分県の玖珠ICまで55km以上にわたり上下線で通行止めとなっています。日田IC付近でのり面の崩落が発生しているほか、朝倉〜杷木間の高山トンネルでは、両側のトンネル坑口上部が崩れ、おびただしい量の土砂が本線へ流入しています。
長崎道は11時30分時点で、鳥栖IC〜東脊振IC間が通行止め。こちらは切土のり面の亀裂が生じているということです。
それぞれ迂回路が案内されていますが、並行する国道などの一般道においても規制を実施している場合があるとして、最新の道路状況を確認するよう呼びかけられています。