なんてこった、俺は鳥取に帰っていたんだ。

月面の砂地を想定したフィールドが完成へ

 鳥取県は2023年7月7日、鳥取砂丘の一部エリアを整備した「鳥取砂丘月面実証フィールド(ルナテラス)」の完成を記念し、オープニングセレモニーを実施しました。


ルナテラス内を試験走行するバギー(画像:鳥取県)。

 オープニングセレモニーには平井伸治県知事や鳥取大学の中島廣光学長が出席し、「鳥取大学と鳥取県との鳥取イノベーション実装事業」に関する基本協定を締結しました。

「鳥取砂丘月面実証フィールド」とは月面に類似した鳥取砂丘の砂地を活し、国内の宇宙開発を促進するために生まれた実験フィールドです。

 テープカット後には、ブリヂストンの月面探査車向けタイヤの走行試験のほか、開発中の惑星ローバーの走行やスマートグラスやウェアラブルカメラを活用した遠隔臨場の実演などが行われました。

 なお鳥取県は、県内どの市町村からも天の川が見える、星空観測が盛んな地域であるということで“星取県(ほしとりけん)”としてのアピールを続けています。今回もその一環として、「鳥取県から宇宙産業を創出する」というチェレンジの一環としてフィールドの整備が決まったそうです。