ダイワメジャー産駒のシホノヴェローチェ(牡2、栗東・杉山佳明厩舎)が7月8日の中京5Rの2歳新馬(芝1400m)でデビューする。

 シホノヴェローチェは父ダイワメジャー、母メジロジェニファー、母の父ホワイトマズルの血統。22年セレクトセール1歳で村瀬寛紀氏が4620万円(税込)で競り落とした。

 一見すると少し古めかしく映るかもしれない血統構成だが、実は実績十分のニックスだ。父ダイワメジャー×母の父ホワイトマズルの配合の馬はJRAで18頭が走り、8頭がJRAで勝ち星を挙げている。しかもトーセンベニザクラが12年フェアリーS、ダローネガが12年小倉日経オープンを制するなど、3頭がオープンを勝利。シホノヴェローチェの全兄となるロジスカーレットも2勝を挙げている。

 6月中旬からしっかりと乗り込まれ、6月29日にはCWコースで5F68秒4、1F12秒1と合格点の時計をマーク。血統の後押しも考慮すれば、十分に好勝負になりそうだ。