中京芝1200m巧者のトゥラヴェスーラ(19年1月撮影、ユーザー提供:あすりさん)

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 中京11RのCBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)はトゥラヴェスーラ(牡8、栗東・高橋康之厩舎)で勝負する。

 いくら走っても人気を集めない馬だ。古馬になって以降の重賞での馬券圏内3回を振り返ると、21年京王杯スプリングC(2着)が10番人気、22年阪急杯(2着)が9番人気、そして今年の高松宮記念(3着)が13番人気。さらに3回ある4着も16番人気、7番人気、6番人気だから、非常に馬券妙味のある馬といえるだろう。

 中京芝1200mは21年に淀短距離Sを制し、高松宮記念でも4着、4着、3着と3年連続で好走しているベスト舞台。ハンデの58kgが嫌われるかもしれないが、実は前々走の高松宮記念・3着で経験している。マッドクールが58.5kg、エイシンスポッターが57.5kgと、それぞれ未経験の酷量を背負うことと比較すれば、恵量といえるだろう。条件の揃った今回、悲願のタイトル奪取を期待したい。