都道府県「ご当地揚げ物ランキング」発表! 「桜エビのかき揚げ」「いがめんち」を超えた1位は? 各地の“ソウルフード”続々
ウェイブダッシュ(東京都千代田区)が運営する地域応援サイト「生活ガイド.com」が、「ご当地揚げ物ランキング」を発表しました。
1位は「酢じょうゆやポン酢で味わう」
調査は2023年3月から4月にかけて、同サイト会員の20〜80代の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。132人から有効回答を得ています。なお、回答は「揚げたてを食べてみたい」「以前食べたけどぜひもう1回食べたい」と思う「ご当地揚げ物」に投票する形式です。
3位は「桜エビのかき揚げ」(静岡県)。水揚げされた駿河湾産の生の桜エビを、少なめの衣でカラッと揚げた、静岡県の郷土料理です。駿河湾の恵みがたっぷり詰まったかき揚げは、そのまま食べるのはもちろん、かき揚げうどんやかき揚げそば、かき揚げ丼など、さまざまなバリエーションで味わえるのも魅力です。
2位には「いがめんち」(青森県)がランクイン。津軽弁でイカのことを指す「いが」のゲソを「めんち(ミンチ状)」にし、余った野菜と一緒に小麦粉をつけて揚げた料理です。津軽地方、特に内陸部の弘前で食べられてきた、食材を無駄なく使う先人の知恵が詰まった家庭料理で、各家庭ごとに作り方があるそうです。
そして、1位となったのは「とり天」(大分県)でした。県の広報広聴課の担当者によると、とり天は「鶏もも肉やむね肉に、しょうゆやニンニクで下味をつけ、天ぷら粉で揚げた後、練りからしを添えた酢じょうゆやポン酢などで味わう料理」。大分県では、昭和の時代に別府市や大分市の飲食店で初めて提供され、その後、県内全域でソウルフードとして親しまれてきたといいます。
そんなとり天について、投票した人からは「サクサク感がたまらない。大好きです!!(40代女性)」「旅行先で食べた際にとてもおいしかったので、また食べたいと思い、投票しました(20代女性)」といった声が。県の担当者は「特産品の『かぼす』との相性も抜群ですので、大分へいらっしゃった際には、ぜひ『かぼす』を搾ってご堪能ください」とコメントを寄せています。