“還暦人”2000人の「相続」事情は?

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 プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(東京都千代田区)が、2023年に還暦を迎える男女を「還暦人(かんれきびと)」とし、「2023年の還暦人に関する調査」を実施。「相続」についての結果を発表しました。

「相続財産の確認」で苦労した経験多数

 調査は2023年3月13日〜15日の3日間、2023年に還暦を迎える1963年生まれの男女2000人を対象に、インターネットリサーチで実施されたものです。

 全回答者に「親からの相続の際に、苦労した経験があるか」を聞いたところ、「ある」が30.7%、「ない」が69.3%となりました。

「ある」と答えた人(615人)に「苦労した経験があること」を聞いてみると、「相続財産の確認」が29.3%と最も高い結果に。次いで「不動産の処分」(28.3%)、「すぐに必要な現金の準備(葬儀代など)」(26.2%)、「遺産分割協議」(22.6%)、「加入している生命保険契約の確認」(19.5%)と続きました。

 他方、全回答者に「自身が亡くなった際に、遺された家族や親族が苦労しないか心配なことがあるか」を聞くと、「ある」が52.1%、「ない」が47.9%となりました。具体的な心配事について、「ある」と答えた人(1041人)に聞いたところ、最多となったのは「すぐに必要な現金の準備(葬儀代など)」(37.6%)。次いで「不動産の処分」(33.2%)、「加入している生命保険契約の確認」(30.8%)と続く結果となっています。