車を運転してきた上司の飲酒「止められない」人が2割 社用車ドライバー1000人に聞いた「飲酒と運転」の生々しい“本音”
健康総合企業のタニタ(東京都板橋区)が、「飲酒運転に関する意識調査」を実施。その結果を発表しました。
同僚の場合も「止められない」人が18.9%
調査は2023年4月4日〜5日、全国の20〜69歳の社用車ドライバー(社用車を運転することがある人)でお酒を飲む習慣がある人を対象に実施。1000人から有効回答を得ています。
全回答者に「車を運転してきた上司・先輩または同僚がお酒を飲もうとするのを止めることができると思うか」について聞いたところ、「上司・先輩」に対しては、「絶対にできると思う」が46.9%、「ややできると思う」が34.2%で、合計した「できると思う(計)」は81.1%でした。
一方で、「絶対にできないと思う」が2.6%、「あまりできないと思う」が16.3%となり、合計した「できないと思う(計)」は18.9%という結果に。約2割の人が、上司・先輩に対して「飲酒を止めることができない」と感じていることが分かりました。
「同僚」に対しては、「できると思う(計)」が85.9%、「できないと思う(計)」が14.1%となりました。上司・先輩、同僚どちらの場合においても、「止められないのでは」と思う人が少なくないようです。
さらに、「お酒を飲んだ上司・先輩または同僚が車を運転して帰ろうとするのを止めることができると思うか」についても聞くと、「上司・先輩」に対しては「できると思う(計)」が86.5%、「できないと思う(計)」が13.5%となり、「同僚」に対しては「できると思う(計)」が90.1%、「できないと思う(計)」が9.9%という結果となっています。