(写真右:広末涼子とのW不倫疑惑が報じられた鳥羽シェフ/本人Instagramより)

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広末涼子(42)が人気シェフ・鳥羽周作氏(45)とW不倫関係にあると6月8日発売号の「週刊文春」で報じられた一連の騒動。

記事によると鳥羽氏のレストランや高級ホテルで逢瀬を重ね、愛を深めていたという2人。また多忙ななかでも2人の気持ちを強く結びつけ続けるために、手書きの手紙や交換日記の存在が一役買っていたようだ。

15日発売号の同誌ではその文面が一部公開されており、《世界でいちばん☆大切で愛しい恋しい周作さんへ》《いつだって俺は涼子の一番の味方だということは忘れないでね》など、熱いメッセージの数々が暴露されている。

これまでの不倫スクープではLINEの画面が流出することも少なくなかったが、今回は手紙という“生々しいかたち”に人々の注目もいっそう集まっている状態だ。

そんななか、恋愛ジャーナリストでコラムニストのおおしまりえさんは「手書きの手紙には、LINEでやり取りする以上に“恋の熱量が高まる要素”が詰まっている」と話す。

以下、使い方次第で薬にも毒にもなる手紙の効果や、ここまで燃え上がった関係の違和感について語ってくれた。

■「自分の手で書くこと」の意味

手書きの手紙(以下、手紙)には、LINEにはない“特別”な要素がいくつかあります。もらう側にも書く側にも特別感を覚えさせ、恋の温度をより高めさせる効果があります。

まず手紙には「書くスペース」や「書き直し不可」といった制約があることで、両者にアイテムの特別感を抱かせやすくなります。その結果として表現を情熱的にさせたり、内容を濃いものにさせたりします。何通も交わせば特別に特別が重なり、気持ちが高まるのは言うまでもありません。

また、現代において手紙は心理的ハードルの高いものです。だからこそ、もらう側も書く側も特別であるという気持ちが高まり、相手への想いが募りやすくなります。

余談ですが、手紙は破けば“なかったこと”にできます。また今回の記事にもあったように仮名を使えば、いざというときに「自分のものではない」といった主張もできます。やり方次第で刹那的な使い方もできる手紙は周囲への警戒心をより薄れさせ、熱い想いが乗りやすくなる人もいるでしょう。

ここまで解説した要素は、使い方次第では良い効果をもたらします。例えば言いにくいことを手紙にして伝えたり、記念日に手紙を添えたりするなどは、熱量がより伝わりやすくなり、いい効果を発揮します。

しかし今回のような不倫においては当事者の熱量を不用意に高めるため、相性が悪い(良いとも言う)です。またクレームなど感情が伝わることで話がこじれるシーンでは、手紙での伝達は避けた方がいいでしょう。

■恋はいくつになっても盛り上がれば痛いもの

広末さんの恋に対して、「良い歳した母親が何してんだ!」といった批判も少なくありません。

母である以上、子育てはしっかりとすべきです。ただ「いい歳した人」であっても恋愛はいくつになっても、人を痛々しいほどに感情的にさせるものだなと筆者は改めて感じました。

過去、いくつもの不倫関係を見てきました。だが40代だろうが50代だろうが、「恋は人を若返らせる」という言葉の通り人によって10代のような純粋で痛々しい行動を取らせます。

だからこそ恋文やLINEは、後から見ると生々しくて痛々しくて怖いのですが……。

MajiでKoiした広末さん。今後の行く末やいかに。

(文:おおしまりえ)