ノッキングポイントに心強いデータかも?(ユーザー提供:DKさん)

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 5月28日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)について、過去20年間の脚質データから予想の鍵を探る。脚質別成績は以下の通り。

【逃】0-3-1-16/20 勝率0.0% 複勝率20.0%
【先】7-6-5-53/71 勝率9.9% 複勝率25.4%
【差】9-8-12-143/172 勝率5.2% 複勝率16.9%
【追】3-3-2-84/92 勝率3.3% 複勝率8.7%
【マ】1-0-0-1/2 勝率50.0% 複勝率50.0%

 過去20年間に逃げて勝利した馬はおらず、1角2番手から勝利したのも19年ロジャーバローズのみ。一方、追込で勝利したのは13年キズナなど3頭。何れにしても極端な脚質は厳しい印象で、中団から運べる馬を選ぶのがセオリーだろう。

 とはいえ、これでは対象馬が多すぎるため、もう一つの観点から好走確率の高い馬を探る。直線の長い東京コースなので、前走上がり順位に注目したい。

【1位】11-3-3-49/66 勝率16.7% 複勝率25.8%
【2位】 2-3-7-42/54 勝率 3.7% 複勝率22.2%
【3位】 3-4-2-28/37 勝率 8.1% 複勝率24.3%
【4位】 0-4-1-21/26 勝率 0.0% 複勝率19.2%
【5位】 2-2-1-20/25 勝率 8.0% 複勝率20.0%
【以下】2-4-6-132/144 勝率 1.4% 複勝率 8.3%

 すると、前走上がり最速を記録した馬が11勝を挙げ、圧倒的な成績を残していることがわかった。今年の該当馬はスキルヴィング、ソールオリエンス、ノッキングポイント、ハーツコンチェルトの4頭。中でも中団からの競馬が続くノッキングポイントはデータ面からイチオシできる。