昨年8月の未勝利戦は1分7秒9の好時計勝ちだったトールキン(ユーザー提供:かっちゃそさん)

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 東京と京都、ともに芝ダート揃って良となる。東京の芝はダービーウイーク恒例のCコース替わり。依然として時計は速い。以前はコース替わりで内有利になることが多かったが、近年は内外がほぼフラットなので、ペース次第で差しも届く。ダートは東京らしい地力勝負で、脚質は不問。

 続いて京都。こちらも芝はCコース替わりで良好なコンディション。依然として時計は速いが、ペース次第では外差しも決まる。ダートは先週と同じ感じであれば、逃げ先行有利。時計がかかっており、大型馬に分がある。

【注目馬】
東京9R・バルミュゼット…前走は道悪の高速決着で差し届かなかったが、東京ダ1400の良なら堅実。相手関係に恵まれた印象もあるので、そろそろ勝ち切りたい。

京都10R・オブジェダート…意外にも京都で走るのは初めてだが、大型の先行馬なので、今の馬場は合いそう。相手なりに走れる面があり、昇級でも侮れない。

京都11R・トールキン…京都芝1200mは圧倒的に内枠有利。それだけに人気3頭の壁は厚いが、一角崩しがあるなら同じく内枠のこの馬だろう。終始行きたがってチグハグだった前走は度外視可能。持ち時計の1分7秒9はメンバー中最速タイなので、一発の魅力はある。