大谷翔平に10号被弾した投手の仕草に敵地メディア注目 渋い表情で「腰に手を当てて…」
オリオールズ先発ウェルズ「今日は制球が良くなかった」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地オリオールズ戦に「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席で右翼席に3試合ぶり10号ソロ、決勝タイムリーを含む5打数2安打2打点で打率.292とし、6-5で連敗を2で止める勝利に貢献。圧巻の先制弾を浴びた先発のタイラー・ウェルズ投手について、敵地メディアは「腰に手を当てて眺めるしかなかった」と仕草に注目した。
初回2死、大谷は身長203センチの長身右腕ウェルズが投じた高めのチェンジアップをとらえた。見送ればボールかというコースを引っ張ると、高々と舞い上がった打球は右翼席の最前列に着弾。飛距離は115メートル。投打二刀流で5勝目&決勝3ランを放った4連戦初戦となった15日(同16日)以降は2試合連続無安打だったが、10号先制ソロで3年連続となる2桁アーチに乗せた。
外角高めを引っ張り、右翼席に叩き込む規格外のパワーに敵地メディアも脱帽するしかない。オリオールズの地元放送局「MASN」のレポーターのロック・クバコ氏は自身のツイッターで「タイラー・ウェルズは初回2者連続三振を奪ったが、ショウヘイ・オオタニの本塁打には腰に手を当てて眺めるしかなかった」と渋い表情を浮かべたウェルズのジェスチャーに注目しながら伝えた。
ウェルズ本人は試合後、「今日はコントロールが(今までの登板に比べて)良くなかった」と反省。「オオタニにはチェンジアップを打たれ、(3回に2ランを打たれた)トラウトのものも含め、両方まずいコースに投げてしまった」と落胆していた。
(THE ANSWER編集部)