「いつも家がちらかっている人」こそ収納はシンプルに。おしゃれな収納グッズの落とし穴
家がきれいにならない…。そんな人は、収納方法が複雑すぎるのかも? 「もっとラクしませんか?」と話す整理収納コンサルタント須藤昌子さんに、ご自宅の「ラク収納」を見せていただきました。
「持ち上げる」アクションを減らすだけで収納がラクに
須藤さんによると、収納アイテムに「高さ」があると、出し戻しの負担が大幅に増えるのだそう。
【写真】シンプル収納にして家事ラクになったBefore→After
「持ち上げるって、結構な労力なんです。手の上げ下げが面倒になって、片づけがおっくうになってしまうことはよくあります。だからわが家では、持ち上げる動作をなるべく減らした収納を考えているんです」
●フローリングワイパーは「置くだけ」
須藤さんはフローリングワイパーで床掃除するのが朝家事のひとつ。毎朝やることだからこそ、ワイパーの収納は「ラク」にこだわっているそうです。
「以前は筒型のおしゃれなスタンドを使っていました。シンプルで、交換用シートも一緒に収納できるところが気に入っていたのですが…」
「高さがある分、かなり上まで持ち上げないととり出せないんです。的を絞って収納するのもだんだん面倒に感じてきました」
そこで、「置くだけ」のシンプル収納にチェンジ。
ケースはなし。いちばんラクな方法に落ち着きました。tidyのフロアーワイプスタンドを使っています。
●ズボラな人ほど収納は「シンプル」が正解
収納でもっとも大切なのは、その状態をラクにキープできるかということ。
「がんばりが必要な収納は、長続きしません。ズボラな人ほど、小さな動作をなくしてあげるだけで片づけ習慣が身につくと思います!」
須藤さんのラク収納、今日から取り入れてみませんか?