タカノ<7885.T>が3日続伸し、年初来高値を更新した。日本経済新聞電子版が2日、「産業機器製造のタカノは、米国で半導体検査装置、中国で液晶や太陽電池の製造に必要となる関連部品の販売を強化する」と報じ、手掛かり視されたようだ。

 報道によると、米国ではパワー半導体の研究開発において、最先端の装置ではなく、2~3世代前のミドルレンジの半導体検査装置を求める特需が発生しているという。同社は米国や中国での半導体検査装置や電磁アクチュエーターの販売強化で、液晶製造向け検査装置に次ぐ主力製品の確立を急ぐと伝えている。

出所:MINKABU PRESS