Appleは年次開発者向け会議WWDCの2023年版となるWWDC23を2023年6月6日から開催予定です。このWWDC23でApple Silicon搭載のMac Proが登場することはないと、Apple関連のリーク情報でおなじみのBloombergのマーク・ガーマン氏が語りました。

Apple Silicon Mac Pro Reportedly Not Coming at WWDC, Mac Studio Refresh Likely Delayed Until M3 - MacRumors

https://www.macrumors.com/2023/04/21/no-apple-silicon-mac-pro-wwdc/



Apple関連メディアのMacRumorsが、WWDC23で登場が期待されているハードウェアやソフトウェアについて、ガーマン氏に予想を語ってもらうというインタビュー動画をYouTubeで公開しました。

この中で、ガーマン氏は登場が予想されているMac Proについて、「2023年中に発売されることを期待しているものの、WWDC23で発表される可能性は低い」と語りました。

なお、記事作成時点で販売されているMac Proは、2019年に発表された以下のモデルです。

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さらに、2022年3月に登場したM1 Ultra搭載のプロ向けMacである「Mac Studio」の次世代モデルについて、ガーマン氏は「M2シリーズを搭載した新モデルは登場しない可能性が高い」と指摘しています。なお、Mac StudioがM2シリーズを搭載した新モデルを避ける理由は「Mac Proとの競合を避けるため」であり、新型Mac StudioはM3シリーズを搭載することになると予想されています。

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他にも、ガーマン氏は間もなく発表されると予想されているM2チップを搭載した新型の15インチMacBook Airについて、当初は2022年内に発売される予定だったと語りました。M2搭載の13インチMacBook Airはすでに2022年6月に発表されているため、13インチモデルと15インチモデルのMacBook Airは意図的に発売時期をずらされたということになります。そのため、ガーマン氏は「小型モデルでより早く新型チップを搭載したモデルがリリースされるということを意味するのかもしれません」と語りました。

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他にも、ガーマン氏はAppleの複合現実(MR)ヘッドセットについて、テキストの入力方法が「空中タイピング」になる可能性があると指摘しています。ガーマン氏によると、MRヘッドセットのバッテリー持ちは2時間程度で、Apple Watchのバッテリー持ちが改善されていないのと同じように、バッテリー持ちは次のモデルでも同程度になる可能性が高いと予想しています。

なお、AppleのMRヘッドセットについては間もなくリリースされるのではとウワサされていますが、社内から疑問の声が上がっているとも報じられており、その出来栄えについては懐疑的な声もあります。

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なお、MacRumorsとガーマン氏のインタビュー動画の全編は以下から視聴可能です。

Mark Gurman Talks WWDC 2023, Apple AR/VR Headset, and New Macs - YouTube