「大阪万博」が１３位に浮上、開催まで２年で機運高まる＜注目テーマ＞
１ カジノ関連
２ インバウンド
３ 総合商社
４ 人工知能
５ 水素
６ 蓄電池
７ チャットボット
８ ２０２３年のＩＰＯ
９ パワー半導体
１０ 宇宙開発関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「大阪万博」が１３位に浮上している。
「２０２５年日本国際博覧会（大阪・関西万博）」に向けた機運が高まってきた。世界１５０以上の国・地域の参加が予定され、大阪の人工島・夢洲（ゆめしま）を舞台に２０２５年４月１３日～１０月１３日の半年間にわたって開催される。開催まで２年となった今月１３日には、岸田首相や政財界関係者が出席する起工式が夢洲で行われた。
株式市場でも「大阪万博」のテーマに対する注目度が上昇している。開催後の夢洲の活用策として話題にのぼっているカジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）に関し、大阪府・市の提出した整備計画の政府認定を巡る報道が直近相次ぎ、これも相まって投資家の関心が一気に集まった格好だ。既に大阪ＩＲに絡みカジノ関連株が人気化しているが、同関連株のなかには大阪万博関連に位置づけられる銘柄も多く、今後も要マークとなる。
万博関連株としては、大林組<1802.T>をはじめとする関西地盤の建設株、阪急阪神ホールディングス<9042.T>や京阪ホールディングス<9045.T>、南海電気鉄道<9044.T>といった電鉄株など。乃村工藝社<9716.T>や丹青社<9743.T>、三精テクノロジーズ<6357.T>などのイベント関連株も見逃せない。このほか、警備や監視カメラ、翻訳、万博会場の移動に利用される「空飛ぶクルマ」など、関連テーマ・銘柄は多岐にわたる。
出所：MINKABU PRESS
