東京株式（前引け）＝２７６円高、米株高好感し一時２万８５００円台に
日経平均株価は６日続伸。米３月卸売物価指数（ＰＰＩ）が市場予想を下回り早期利上げ停止観測も浮上するなか、前日の米株式市場は上昇した。これを受けた日経平均株価は買い優勢となり、一時２万８５００円台に乗せた。今期業績予想を上方修正したファーストリテイリング<9983.T>の急伸が寄与したほか、商社株や銀行株などが値を上げた。
個別銘柄では、伊藤忠商事<8001.T>や三菱商事<8058.T>、丸紅<8002.T>が高く、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が値を上げた。Ｓａｎｓａｎ<4443.T>やＳＨＩＦＴ<3697.T>が買われ、キーエンス<6861.T>や任天堂<7974.T>もしっかり。半面、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>が安く、ソフトバンクグループ<9984.T>や日本郵船<9101.T>は軟調だった。
出所：MINKABU PRESS
