小峰3ランで勢いづく・樟南ホームラン打った小峰 康矢

<春季九州高校野球鹿児島大会:樟南14−2枕崎>◇3日◇準決勝◇平和リース

 樟南は立ち上がり、3番・畝地 竣己(3年)の左越え二塁打で幸先良く先制。なおも一、二塁と好機が続き、6番・小峰 康矢(3年)が左中間最深部へ特大3ランを放った。

 勢いづいた樟南は2回も1番・茶園 将太(3年)の中越え二塁打、3番・畝地、4番・坂口 優志(2年)の連続適時打で3点を加点。3回は無得点だったが、4回は4番・坂口優の左翼線二塁打、6番・小峰の犠飛で2点、5回は4安打を集中して5点と息つく間もなく畳みかけた。3番・畝地と6番・小峰が4打点、4番・坂口優が3打点と活躍。16安打14得点と効率よく得点を重ねた。

 劣勢続きだった枕崎だったが4回裏に6番・江里口 幸翼(3年)の左前適時打で1点を返し、5回には2死から粘って1点を追加したが、反撃もここまでだった。

 今大会、初戦から準々決勝まで4試合全て逆転勝ちだった樟南が初めてコールド勝ちで決勝にコマを進めた。

(取材=政 純一郎)