8月31日19時(現地時間)に幕を閉じた今夏の移籍市場。セリエB降格ユベントスの大物選手放出、インテルの超大型補強が目立ったイタリア市場。イタリアを代表するスポーツ紙“ガゼッタ・デッロ・スポルト”と“コリエレ・デッロ・スポルト”による恒例の移籍市場採点は以下の通りとなった。(クラブはアルファベット順、左側がガゼッタ紙採点で右側がコリエレ紙採点。採点は10点満点、合格ラインは6点)

アスコリ=両紙共に5.5
アタランタ=6.5:6
カリアリ=6:5.5
カターニャ=5:5.5
キエーボ=6:5.5
エンポリ=両紙共に5
フィオレンティーナ=7:8
インテル=7.5:9
ラツィオ=6:7
リボルノ=6:6.5
メッシーナ=5:6.5
ミラン=6:5
パレルモ=7:8.5
パルマ=5.5:6
レッジーナ=両紙共に5
ローマ=7:7.5
サンプドリア=両紙共に6
シエナ=両紙共に6
トリノ=両紙共に7
ウディネーゼ=6:6.5

一人勝ち状態のインテルが文句なしのトップ評価。ブレシャーノ、シンプリチョ、ディミケーレ、ディアナなど実績ある選手を着実に補強したパレルモが2位。ムトゥ、リベラーニ獲得で弱点を補ったフィオレンティーナが3位に続く。

一方、06−07季開幕を「−15ポイント」スタートで迎えるレッジーナはエンポリと並び移籍市場最低評価。「何も変わっていないが、これで大丈夫?(ガゼッタ紙)」とセリエA残留を危ぶむ声が挙がっている。