レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーの間で行われたアーセナル所属のスペイン代表MFホセ・アントニオ・レジェス争奪戦は、レアル・マドリーに軍配が上がった。移籍マーケット最終日となった31日、レジェスとレアル・マドリーのジュリオ・バチスタの交換トレードが成立。レジェスは1シーズンのレンタル移籍という形で、長年の夢であったレアル・マドリーのユニフォームを着てプレーすることになった。現在、2008年欧州選手権グループ予選のためスペイン代表合宿に参加中のレジェスは、契約のサインを合宿地で行った後、スペインのラジオ局‘RADIO MARCA’の番組にレアル・マドリーの選手として初出演し、喜びと意気込みの第一声を伝えた。

「ちょうど新しい契約書にサインしたばかり。僕は自分のことを今世界で一番幸せな人間だと思っているよ。でも、サインをするまでは落ち着いていられなかった。とにかく、僕を獲得して良かったと思われるようなプレーを見せていきたい」。

9月1日はレジェスの23回目の誕生日であり、彼にとって最高のプレゼントとなるに違いない。念願のレアル・マドリー移籍が実現したレジェス。新たな気持ちでプレーできる状況が整った。まずは欧州選手権グループ予選、対リヒテンシュタイン戦(9/2)、北アイルランド戦(9/6)での代表戦に集中する。