一度は暗礁に乗り上げたアーセナル所属のスペイン代表MFホセ・アントニオ・レジェス(22)のレアル・マドリー移籍だが、ここへ来てその移籍話しが再浮上している。ここ数時間にもレアル・マドリーは90%の確率でこの交渉をまとめるとスペインのラジオ局‘RADIO MARCA’が報じた。レアル・マドリーは、300万ユーロ(約4億5000万円)プラス、同クラブのブラジル代表FWバチスタ(24)のオファーをアーセナルに提示。ユーティリティプレーヤーであるバチスタは、アーセナルのベンゲル監督が常に関心を示している選手で、このオファーに対し前向きな姿勢を見せているようだ。

ライバルであるアトレティコ・マドリーもレジェス獲得を目指し、1800万ユーロ(約27億円)のオファーを再提示。アトレティコ・マドリーがレジェスを他のクラブに移籍させた場合、アーセナルが300万ユーロの保証金を受け取るという条件も盛り込まれており、あとはアーセナル側からの返事を待つばかりとなっていた。

レジェスはもともとレアル・マドリー移籍を希望していることから、レアル・マドリーが優勢であることは間違いない。土壇場で勃発したライバル同士によるレジェス争奪戦。軍配はどちらに上がるのか?夏の移籍マーケットは本日(31日)最終日を迎える。