丸の内ピカデリーにて 劇中登場の小道具展示中(3月17日〜)

写真拡大

 第46回日本アカデミー賞で最多8部門の最優秀賞を獲得した映画『ある男』の凱旋上映が全国で拡大&延長上映されることが決定した。

 本作は、平野啓一郎のベストセラー小説を、『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が映画化。主演の妻夫木聡をはじめ、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明らが出演した。

 昨年11月に公開された本作は、東京の映画館・新宿ピカデリーで公開後17週連続上映というロングランを達成。さらに、公開後4か月が経った3月10日から、全国の劇場で凱旋上映が実施中されている。そして、第46回日本アカデミー賞にて、作品賞・監督賞・主演男優賞をはじめとする主要8部門の最優秀賞を受賞の快挙を受け、当初1週間のみの予定であった凱旋上映の期間延長が決定し、全国39館まで上映館数が拡大することとなった。(編集部・梅山富美子)