田津原理音『R-1』優勝で聞いてみた「意味がわからないフリップ芸人」鉄拳6位、粗品2位、1位は?【500人アンケート】
3月4日に開催された、ひとり芸日本一決定戦『R-1グランプリ2023』で21代目王者を勝ち取った、田津原理音。持ちネタのフリップ芸をさらにひねり、自身でイラストを描き込んだトレーディングカードを開封するという、変則的なネタで高得点を叩き出した。
ひとり芸という特性上、『R-1グランプリ』にはフリップ芸がよく登場する。今回の決勝戦でも、ファイナリストである寺田寛明やこたけ正義感などがフリップ芸で勝負していた。
2022年大会では、お見送り芸人しんいちと激戦を繰り広げたZAZYがフリップ芸を披露。紙をめくりながらフレーズを繰り広げるだけではなく、電子化したフリップをディスプレイに表示するなど、表現方法もかなり幅広くなりつつある。
だが、フリップ芸全体が独自の進化を遂げる一方、独自路線を進みすぎてわかりやすさが置き去りになっている傾向も――。
そこで、本誌は全国の男女500人にアンケート調査を実施。フリップ芸を披露している芸人10組をリストアップし、各自が思う「意味がわからないフリップ芸人」を1組選んでもらったところ、以下のような結果となった。
●【第3位】バカリズム(77票)
・変な絵のおもしろさが理解できない
・小難しくておもしろくない
・自分だけでおもしろいと思っていて、そこで終わっている感じがする
・自分で言って自分で笑ってる感じが、面白さを半減させていると思う
・脚本家としてもMCとしてもおもしろいが、芸人さんとしてネタをやるときは、あまりおもしろいと思ったことがない
●【第2位】粗品(79票)
・頭がいい人だな、とは思うのですが、おもしろいかと言われるとどうなんだろう…とネタを見るたび思います
・リアクションばかり大きくておもしろくない
・いかにも台本のネタどおりにやっていますっていう感じで、おもしろくないし意味がない
・人を馬鹿にする人間性が出ている
●【第1位】ZAZY(90票)
・おネエじみたコスチュームがまったく似合わないし、芸風もおもしろみに欠けるし、ネタもつまらない
・笑いどころがわからない
・性格が悪すぎて、笑いに結びつかない
・見た目のインパクトだけ。おもしろくはない
・何が言いたいのかいまいちわからない
・笑えない。ただ絵をリズムつけてめくっているだけ
4位以下はこのような順番となっている。
●【4位】いつもここから(50票)
●【5位】田津原理音(45票)
●【6位】鉄拳(43票)
●【7位】こたけ正義感(40票)
●【8位】寺田寛明(33票)
●【9位】中山功太(29票)
●【10位】佐久間一行(14票)