通学中の子どもたちが交通事故に遭わないように矢板警察署などは8日、横断の意思をドライバーに告げる「黄色いハンカチ」を児童たちに贈りました。

 矢板警察署から片岡小学校の全てとなる180人の児童に贈られたのは、交通事故を防ぐための黄色いハンカチです。校長室で8日、贈呈式が行われ、矢板警察署の吉川宗宣署長と矢板地区交通安全協会の高塩美守会長から登校班の班長の児童2人にハンカチが手渡されました。

 ハンカチは矢板警察署の交通安全キャラクター「しましま先生」と片岡小学校のキャラクター「かたりん」が描かれているオリジナルデザインです。色はドライバーの視線を引きつける、目立つ黄色が採用されていて、横断歩道を渡る時に高く掲げてハンカチをなびかせることで横断の意思を表示する狙いがあります。

 矢板警察署は、片岡小学校をモデル校として管内の小学校にこの事業を広げていきたい考えで、児童たちが将来ドライバーになった時にもこの経験を生かして優しい運転を心がけてほしいとしています。