ちょっと乗ってみたいし、行ってみたい!

週2往復

 エルアル・イスラエル航空が2023年3月2日より、日本とイスラエルを結ぶ初の定期路線として、成田〜テルアビブ線を新規就航させました。当初同路線は2020年に開設予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、延期となっていました。


エルアル・イスラエル航空の旅客機(画像:同社公式Facebookより)。

 成田発着は木・日と、週2便の運航スケジュールで、ビジネスクラス32席、プレミアムエコノミ28席、エコノミークラス222席を配するボーイング787-9での運航となります。成田空港を運営するNAA(成田国際空港)によると、2国は近年経済交流が活発化しており、イスラエルにおいてIT分野を中心に、日系企業も事業展開を行っているほか、イスラエルにおいて日本は馴染み深い国のひとつとなっており、人気の高い海外旅行の目的地になっているといいます。

 エルアル・イスラエル航空はイスラエルの国営航空会社。同社は搭乗前、通常の空港の保安検査に加え、全旅客に対し会社独自のセキュリティチェックを実施するほか、機体に「フライトガード」と呼ばれるミサイル防御システムを備えるなど、保安に対するユニークな対策を講じている航空会社として知られており、このことから「世界一厳重な航空会社」と呼ばれることもあります。