産業道路はなかなかすごいことになりそう…。

多摩川の橋を架け替え

 首都高速道路は2023年3月8日、1号羽田線・K1横羽線の一部を5月27日から6月10日までの2週間、終日通行止めすると発表しました。老朽化した多摩川に架かる「高速大師橋」を架け替えるためです。


架け替え準備が進む高速大師橋。既存の橋桁の横に新しい橋桁が(画像:首都高速道路)。

 高速大師橋では現在、既存の橋桁の横に新しい橋桁を構築しており、架け替えの際には長期通行止めを行うことがかねてアナウンスされていましたが、このほど実施日が決定しました。既存の橋桁と新しい橋桁を上流側へそのままスライドさせて架け替える工事が行われます。

 本線の通行止め区間は、東京側の平和島(1号羽田線)から神奈川の大師(K1横羽線)までと、湾岸線と1号線をつなぐ東海JCT〜昭和橋JCT間です。

 高速大師橋の通行量は1日およそ8万台。期間中は湾岸線への迂回が呼びかけられていますが、周辺路線や一般道では、「特に渋滞・混雑の多い年末・年度末と同程度」という渋滞が予測されています。

 特に混雑するというK1上りの生麦JCT→大師出口は、通常30分が150分になると予測されているとのこと。首都高速道路は、クルマの利用を控える、もしくは混雑時間帯を避けるなどの検討を呼びかけています。