高崎の「エグい合流」解消へ 国道17号「君が代橋」合流部拡幅 国道18号からの超絶ボトルネック緩和
合流&合流&合流の渋滞地点が拡幅完成します。
高崎市内の立体交差事業の仕上げ
国土交通省 高崎河川国道事務所は2023年3月7日(火)、群馬県高崎市の国道17号について、君が代橋付近の東京方面で国道18号などから合流してくる部分を拡幅する工事が完成すると発表しました。開通日時は15日(水)14時です。
渋滞する君が代橋付近の国道17号(画像:国土交通省)。
ここは高崎市中心街から烏川をわたって安中方面へ伸びる道路を、国道17号が立体交差していく構造。国道17号の東京方面車線には、中心街および安中方面からジャンクションで計2本の車線が合流してきますが、「17号の2車線が1車線に絞られ、さらに2車線が合流してくる」形状であり、強烈なボトルネックとして大渋滞を引き起こしていました。
今回、拡幅により、17号の絞り込みは解消。合流してくる2車線も、一気に合流するのではなく、2段階に分けてジワジワと合流する構造に変化し、交通流が詰まるのを防ぎます。
この工事は、高崎市中心部の1.6kmで、交差点を立体交差化する事業「高松立体」の一環として進められてきました。JR高崎駅西口から伸びてくる道路との交点「和田橋交差点」は2008(平成20)年に開通。その周辺工事が引き続き進められていました。